【高いドローンと安いドローンの違い】どれだけの性能差があるの?

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ドローンには2000円程度で購入できるおもちゃみたいなものから、民生用では20~30万円、産業用では100万円を超えるものがあります。

同じドローンなのにここまで価格差が出るのは何故なのか、2000円程度のドローンと20~30万円するドローンを比較しながらご説明していきます。

価格が高いドローンと安いドローンの違い

まずは比較するドローンの紹介ですが、価格が安い方は【EACHINE E10】

eachine-e10

Amazonでは¥2,300(2020年3月時点)で販売されています。

価格が高い方は【DJI Mavic2Pro】

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Amazonでは¥184,140(2020年3月時点)で販売されています。

 

見た目からして高そう・安そうと分かりますが、性能がどう違って18万円もの価格差があるのでしょうか。

【見た目】サイズや重量の違い

画像では分かりづらいですが、EACHINE E10のサイズは9.5×9.5×5cmで重量は40.8g

Mavic2Proは32.2×24.2×8.4cmで重量は907g

倍以上のサイズ差がありますが、大きい・小さい方どちらにも利点があります。

 

大きくて重いドローンは持ち運びが大変になるデメリットがありますが、風に強い利点があります。

小さくて軽いドローンは逆で、持ち運びが楽で風に弱いデメリットがあります。

ただ風に弱いデメリットは、モーターのパワーがあればある程度軽減してくれます。

 

また大きなドローン・小さなドローンに限らず、持ち運びしやすいようにアームを折りたためるものがあり、Mavic2Proもそうです。

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まずこのアームが折りたためるという点で価格差が出てきます。

 

他にはプロペラガードがあるかどうかです。

EACHINE E10のプロペラの周りにはガードが付いており、万が一どこかに衝突してしまっても被害を軽減できます。

しかしEACHINE E10のプロペラガードは取り外しが出来ないという欠点があります。

それに比べMavic2Proは別売りでありますが、着脱可能なプロペラガードがあります。

ちなみにプロペラガードですが、最近のドローンには安全の為大体付属されていて絶対に必要という訳ではありませんが、安全の為には取り付けていた方がいいでしょう。

 

最後に一番重要なのが重量が200g未満か200g以上であるかです。

日本では重量が200g未満か200g以上かで規制が大きく変わってきます。

規制については下記記事を参考にして下さい。

【ドローンの規制】航空法正しく理解できている?
みなさん航空法を正しく理解できていますか? ドローンには航空法を主に様々な規制があり、そのまま外で飛ばすとほとんどの場合違反となってしまいます。 違反をしてしまうと最高50万円の罰金(2019年6月13日から飲酒操縦の場合「1年...

 

重量が重いという事は色々機能が搭載されていて、重量が軽いと機能が少なくなり、性能がいいドローンはほとんど200g以上の重量になります。

一部例外で200未満で性能がいいMavicMiniというドローンがありますが、やはり重量が重いドローンには性能が劣ります。

カメラ性能の違い

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一番価格差が出てくるのがカメラ性能ではないでしょうか。

EACHINE E10はカメラが搭載されておらず、安価なドローンはカメラ自体が搭載されていないものがほとんどです。

搭載されていても数十万画素~200万画素程度の、空撮を行うには物足りないスペックです。

それに比べMavic2Proは2000万画素に、1インチCMOSセンサー、4K撮影可能、ISOや絞り・シャッター速度まで調節でき、空飛ぶカメラと言えるでしょう。

ですのでカメラを買わない=0円、カメラを買う=数万円という価格差が生まれてきます。

 

またドローンは車並みのスピードを出せるものがあり、空中では風が強く、そんな中カメラで撮影しようと必ずブレが生じてしまいます。

そのブレを防止するのが「ジンバル」です。

ジンバルとは

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ジンバルはドローン本体が風などの影響でブレてしまっても、カメラは一定方向の向きを保ってくれる機能です。

このジンバルは機械式で物理的にブレを防止しますが、Goproのように電子的にブレを補正する機能(撮影した画像を補正してブレがないようにする)が搭載されたドローンもあります。

しかし電子式ブレ補正は撮影した画像を加工する方式なので、画像がわずかだが劣化するというデメリットがあります。

価格で比較すると電子式ブレ補正<機械式ジンバルとなりますが、この価格差はかなりあります。

 

なので安価なドローンにはジンバルは搭載されておらず、【見た目】の項目で少しご紹介したMavicMini=5万円程度のドローンから搭載されています。

逆に電子式ブレ補正は1万円程度のドローンから搭載されておりますが、Goproの電子式ブレ補正ような精度は期待しない方がいいでしょう。

カメラのその他機能

ドローンのカメラにはその他機能として「ズーム機能」や「赤外線カメラ」が搭載されているものがあります。

赤外線カメラは主に産業用のドローンに搭載されていますが、【Parrot ANAFI】のように民生用のドローンに搭載されている事もあります。

ズーム機能は上記のParrot ANAFIやDJI Mavic2ZOOMに搭載されていて、2~3倍のロスレスズームが可能です。

このズーム機能は搭載されているドローン自体少なく稀で、中には安価なドローンにも搭載されているのですが、安価なドローンはロスレスではない(ズームすると画質が落ちる)ので気を付けて下さい。

飛行性能の違い

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ドローン=飛行するという点はどれも変わりませんが、飛行距離・飛行時間や安定性などが大きく変わってきます。

まずは安定性ですが、最近のドローンにはほとんど気圧センサーというものが搭載されており、自動でホバリングすることができます。

気圧センサーで自動でホバリング

自動でホバリングするというのは、飛行中に上昇する操作をしていなくても、自動で高度を保ってくれるとういうことです。

ラジコンのヘリコプターなどを操作した事がある方はわかると思いますが、気圧センサーがないと上昇する操作をしていないと高度が下がってきて墜落してしまいます。

またレース向けドローンのほとんどにはには気圧センサーが搭載されておりません。

 

しかしこの気圧センサーというのがやっかいで、スペック上は「自動でホバリング」や「気圧センサー搭載」等としか記載されておらず、どれだけ精度がいいのかは実際に飛行させてみないとわかりません。

ただ、やはりと言っていいのか価格が高くなるほど精度が良く安定し、その他センサー(下記で説明)も搭載されて空中でピタッと止まってくれます。

オプティカルフローセンサー・ビジョンポジショニングセンサー

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ドローンには気圧センサー以外に、飛行を安定させるためのセンサーが搭載されています。

ちなみにEACHINE E10には気圧センサーしか搭載されていません。

 

まずは「オプティカルフローセンサー」ですが、機体底面に搭載されているカメラにより機体のズレを検知し飛行を安定させるというものです。

次に「ビジョンポジショニングセンサー」ですがDJIのドローンで使用されている用語で、Mavic2Proにも搭載されていて、「オプティカルフローセンサー」+機体底面の超音波センサーによって飛行を安定させるというものです。

超音波センサーは地面に向かって超音波を発し、その跳ね返りを利用して機体のズレを検知しています。

 

上記機能があることによって、EACHINE E10は飛行させるとフラフラし、Mavic2Proは多少の風が吹こうとも空中でピタッと静止します。

ですのでこの点で大きな価格差が生まれてきます。

またもう一点飛行の安定性に関わる機能があります。

GPS搭載か非搭載か

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GPSと言えばカーナビ等に搭載されていて現在位置を把握できる機器ですが、ドローンにも搭載されているものがあります。

ドローンでも現在位置を特定するために使用されていますが、オプティカルフローセンサーなどと同じく、GPSで位置のズレを検知し飛行の安定性を上げています。

このGPSの性能ですが、「GPSのみ」「GPS+GLONASS(ロシアのGPS)」と2種類あり、GPSの数が多い程精度が上がりますが、困ったことに実際に飛行させてみないとGPSを受信しやすいなどの詳細なスペックはわかりません。

なのでGPS搭載・非搭載ではもちろん価格差がありますが、GPS搭載自体に関しては大きな価格差が無いように思えます。

飛行距離・飛行速度・飛行時間の違い

EACHINE E10の飛行時間は約5分、飛行距離は約30mに、飛行速度は公式スペックに記載されていませんが20km/h程度でしょう。

それに比べMavic2Proは飛行時間は約31分、飛行距離は約5000mに、飛行速度は72km/hです。

全てにおいて最大での表記なので、飛行状況によってこの数値は変わってきます。

まずは飛行時間について詳しく解析していきます。

飛行時間の違い

飛行時間はバッテリー性能によって大きく変わってきます。

ドローンの重量にもよりますが、単純に考えてバッテリー容量が少ないと飛行時間が短く、容量が多いと飛行時間が長いです。

そしてこのバッテリーというのが意外と価格差があります。

EACHINE E10のような価格が安いドローンは、下記画像のような容量が200~300mAhくらいのバッテリーが使用されています。

ドローンコネクタ式バッテリー

そしてMavic2Proのような高価なドローンは、下記画像のようなバッテリーが使用され2000~mAh(Mavic2Proは3850mAh)くらいの容量があります。

ドローンカートリッジ式バッテリー

大きなドローンだとバッテリーの電圧も上がり、単純に容量だけで10倍以上の差があるのですが、それ以外にも価格差が出る部分があります。

インテリジェントバッテリー

高価なドローンになると自動でバッテリーの状態を管理してくれます。

簡単に説明するとバッテリーの劣化を防ぐため、使用しないときは保管に適したバッテリー残量まで自動で放電してくれるという機能です。

飛行速度の違い

飛行速度の違いはモーターの違いによって出てきます。

ドローンのモーターは大きく分けて「ブラシ付モーター」「ブラシレスモーター」の2つがあります。

基本的にブラシ付モーター=安価でスピードが遅い、ブラシレスモーター=高価でスピードが速く、この点で価格差が生まれてきます。

しかし気を付けてほしいのが、モーターの性能に関してはほぼ記載されておらず、モーターの大きさ・電圧・重量など様々な点によってスピードが変わってきます。

飛行距離の違い

飛行距離の違いは電波の違いで変わってきます。

スマホの電波を使用して飛行させるものもありますが、多くは送信機(コントローラー)から電波を発して飛行させています。

電波は特殊なドローンを除き、同じ2.4Ghzの電波を使用していますが、送信機の性能によって効率よく電波を送受信しています。

ですので飛行距離(送信機の性能)によって価格差が生まれてきます。

飛行に関するその他機能の違い

上記までは飛行に関する基本性能の違いでしたが、ドローンには飛行に関する様々な機能が搭載されています。

その機能は様々で、高価なドローンだからといって全ての機能が搭載されているわけではなく、安価なドローンにしか搭載されていない機能も多くあります。

その数は数十種類以上になるので、今回は大まかに分けてご紹介していきます。

障害物検知センサー

障害物検知センサーとは、その名の通り障害物を検知し自動で障害物を回避してくれる機能です。

こちらはEACHINE E10のような安価なドローンには搭載されておらず、Mavic2Proには搭載されています。

Mavic2Proは全方位に障害物検知センサーが搭載されていますが、価格を落としていくと前後だけや正面だけなどしか搭載されていないものもあります。

自動飛行機能

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EACHINE E10には搭載されていませんが、割と安価なドローンでも搭載されています。

ただ安価なドローンは精度が悪く、オートリターン(操縦者の下に自動で戻ってくる機能)などを使用してもかなりズレが生じます。

それに比べ高価なドローンは精度が良くなり、様々な動きが出来る自動飛行が搭載されていたりします。

ドローンの違いまとめ

これでもざっくりまとめたつもりでしたがかなり長くなってしまいました。

以上が高価なドローンと安価なドローンの違いでしたが、かなりの性能差があり数十万も価格が違ってきます。

この価格差をどう捉えるかはあなた次第ですが、なかには価格が高くても性能が悪い・安くて性能が良いというドローンもありますの気を付けて下さい。

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