誰でも子供の頃に一度は遊んだであろうシャボン玉。
昔から変わらず人気のおもちゃですが、昨今では大人が遊んでも楽しいシャボン玉おもちゃが販売されています。
今回はおすすめのシャボン玉おもちゃ・変わり種おもちゃや、割れにくいシャボン液の作り方などをご紹介していきます。
シャボン玉おもちゃの種類
シャボン玉と言えばストローなどの管状の先にシャボン液を付けて吹いて遊ぶものでしたが、昨今では口で吹かずボタンを押すとシャボン玉が出るものや、シャボン液の入ったボトルをセットしてシャボン液を付ける手間がないものなどが存在します。
昔からは考えられないようなおもちゃもありますので、まずはどういった種類のものがいくつかのポイントに分けてご紹介していきます。
口で吹いて飛ばす
シャボン玉と聞いて真っ先に想像するのがストローなどの管状のものを吹いて飛ばす姿でしょう。
吹くと言ってもストロー状の物だけでなく、様々な形のリングにシャボン液を付けて、そこに目掛けて息を吹きかけ飛ばすタイプのものもあります。
口で吹くタイプのストロー状の物には、誤飲防止に側面に穴が開いています。
そこから空気が逃げるのでそのままシャボン液を飲んでしまうという恐れはありませんが、管状・リング状のものどちらもシャボン液を付けるという工程があります
その際に誤まってシャボン液をこぼしてしまうかもというデメリットがありますが、息の強さをうまく調整すれば様々な大きさのシャボン玉を作れることがメリットです。
手で飛ばす
手で飛ばすタイプはリングにシャボン液を付けて、リングを動かすことでシャボン玉を作るものが一般的です。
このタイプは大きなシャボン玉を作りたい時におすすめで、また昨今ではボタンを押すだけで簡単にシャボン玉が飛ばせるおもちゃもあります。
ボタンを押すタイプのメリットは小さなお子さんでも簡単にシャボン玉を飛ばせる事と、おもちゃ本体にシャボン液が入ったボトルがセットされているものもあるので、誤飲してしまう可能性が下がります。
デメリットとしてはシャボン玉の大きさが調節できず小さなものばかりが出る事や、1つずつ飛ばせないなどがあります。
手動タイプ・電動タイプ
ボタンを押すだけで簡単にシャボン玉を飛ばせるおもちゃには手動タイプと電動タイプがあります。
手動タイプの物はコストが抑えられますが、ワンプッシュで出るシャボン玉の量が限られます。
一方電動タイプの物はワンプッシュで沢山のシャボン玉が作れ、シャボン液が無くなるまでシャボン玉を出し続けれるものもあります。
また音や光が出るものなどもありますが、乾電池が別売りの場合がありますので事前に確認しておきましょう。
シャボン液の種類
市販されているシャボン液のほとんどは「トモダ」というメーカーの物です。
種類は上記画像の通常タイプ「スーパーシャボン液」と、大きなシャボン玉が作りやすくなる「パワフルシャボン液」があります。
沢山遊びたい時は1800mlの大容量ボトルもあるのでこちらもおすすめです。
しかしシャボン玉で遊ぶときに小さなお子さんが誤ってシャボン液を飲んでしまったら・・・という不安がありますよね。
そばにいてちゃんと見ていたつもりが一瞬目を離した隙に・・・という事が小さなお子さんでは十分にありえます。
そんな万が一の事を考えてできるだけ安全なシャボン液を使いたいところ。
安全なシャボン液
安全なシャボン液か確認する際は「ST」マークの有無を確認するといいでしょう。
市販されているおもちゃは日本製品の場合なら日本玩具協会が定める「ST」マークがついていれば、一定の安全基準を超えているものなので、シャボン液の成分が界面活性剤3.0%以下、残りの97.0%は水となっています。
もちろん上記でご紹介している「トモダ」のシャボン液にもSTマークが付いています。
ただ完全に安全と言う訳ではなく、3.0%以下含まれてる界面活性剤は大量に体内に取り込むとアレルギーや皮膚炎を起こしてしまう可能性があります。
万が一シャボン液を誤飲してしまった場合は、まずは口を水ですすぎ口の中に残っているシャボン液を洗い流します。
その後はお腹を壊さない程度の量の牛乳を飲ませる事で、牛乳に含まれるたんぱく成分が胃腸の粘膜などを保護し、シャボン液の有害な成分と結合して体内で無効化してくれます。
どうしても誤飲が気になってしまう方は、海外ブランドで口に入れても安全なシャボン液もあります。
ドイツの「プステフィックス」というメーカーが出しているシャボン液は、誤飲してしまっても害のない成分で作られています。
成分内容は非公開となっていますが、欧州連合安全基準(CE)の審査を通っているので安全性は間違いなしです。
かわいいクマの容器が特徴的で、国内のネットショップやおもちゃ屋・雑貨屋などでも購入する事ができます。
割れにくいシャボン液の作り方
上記でご紹介している「トモダ」と「プステフィックス」のシャボン液より割れにくいものが欲しいとなると、あとは自分で作るしかありません。
シャボン液自体の作り方はとても簡単で、シンプルなものだと中性洗剤(台所用洗剤など)や石鹼を水に溶かすだけ。
しかしこれだとすぐに割れてしまうシャボン液になってしまいます。
割れにくくするためには上記に+αしていきます。
では実際の作り方ですが、水100mlに対して中性洗剤を10ml入れます。
水はぬるま湯にしておくことと、水道水を使用する場合は一度沸騰させておいた方がいいです。
そして液体洗濯のりを50ml加えて、泡立てないように混ぜ合わせれば完成です!
液体洗濯のりの粘性成分がシャボン玉を割れにくくして、大きなシャボン玉でも簡単に作れます。
液体洗濯のりはPVAまたはポリビニールアルコール表示があるものがおすすめです。
どれくらい割れにくいかは米村でんじろう先生の動画を見てもらえれば一目瞭然!
この通り割れにくいシャボン液が出来上がるのですが、さらに割れにくくすることも可能です。
その為には上記でご紹介した材料に砂糖をプラスしましょう。
砂糖は純度が高く溶けやすいグラニュー糖がおすすめで、中性洗剤・液体洗濯のり・砂糖・水を1:5:8:10の割合で混ぜ合わせます。
そうする事よって水が乾きにくくなり、さらに割れにくくなります。
砂糖がなかった場合はにも水と同量のガムシロップで代用することもできます。
おすすめシャボン玉おもちゃ
Amazonや楽天などのECサイトの売れ筋商品の中から、おすすめのシャボン玉おもちゃをご紹介していきます。
しゃぼんDEあそぼう
THE定番のシャボン玉おもちゃ。
誰でも一度は遊んだであろうストロータイプのものに、リングタイプのものや吹き出し口が2つのものがセットになっているシャボン玉おもちゃ。
同じような商品で様々なキャラクターのものも販売されているので、お気に入りのキャラクターものを探してみてはいかがでしょうか。
忍者巨大しゃぼん玉
リングタイプのシャボン玉おもちゃ。
リングを動かす角度や速さによって、シャボン玉の数・大きさが変化します。
リングを静かに動かせば最大30cmのシャボン玉を作る事も可能なので、どちらが大きなシャボン玉を作れるか勝負すると楽しそうです。
忍者千連発しゃぼん玉
上記と同じ忍者シリーズで、こちらはストロータイプで小さなシャボン玉を沢山作れます。
その数はなんとひと吹きで約1000個で、口で吹いて作るシャボン玉おもちゃの中ではトップクラスです!
バブルマシン
バブルマシンはイベントなどでおすすめのシャボン玉マシンです。
単2乾電池4本・USBケーブルを電源にして可動し、スイッチを入れると自動でシャボン玉作り続けてくれます。
また2段階のスピード調整が可能で、最大1500バブル/分のシャボン玉を作る事ができます。
バブルマシンには音楽が流れたりLEDライトが光ったり、ブタやカエルなどのキャラクターものもあるので、お気に入りのマシンでパーティシーンを盛り上げましょう。
プステフィックス マジックバブルベア
プステフィックス社のCEマーク付きのシャボン玉。
かわいいクマの容器で、帽子を外しクマのお腹を押すとリングタイプの吹き出し口が出てくる楽しい構造となっています。
またプステフィックス社のシャボン液は割れにくく、きれいな色のシャボン玉が作れます。
プステフィックス ダブルリング
プステフィックス社のCEマーク付きリングタイプのシャボン玉。
大きなリングが2種類付いており、ひとつは特大のシャボン玉が、もうひとつは小さなシャボン玉が沢山作れるようになっています。
またかわいい紙箱におもちゃが入っているのでギフトにもおすすめです。
かわいいイルカシャボン玉
イルカのお腹の下のトリガーを引くとシャボン玉が出る電動タイプ。
簡単に遊べてトリガーを引くとイルカがピカピカ光りメロディが流れるので、小さなお子さんが楽しく遊べるような工夫が満載です。
また全体がクリアなデザインとなっているので、シャボン液の残量もわかりやすくなっています。
バブリーザウルス
かわいいイルカしゃぼん玉と同じく、トリガーを引くと自動でシャボン玉が出る電動タイプ。
バブリーザウルスにはマニュアルモードとドライブモードがあり、マニュアルモードはトリガーを引くと恐竜の「ぎゃおーん」と叫び声が流れ、赤いLEDライトがシャボン玉を照らし火を吹いているように見えます。
ドライブモードは音や光は出ませんが自動で自動でシャボン玉を出し続けてくれる為、お子さんとシャボン玉を追いかけて遊んだりできます。
イルミネーションバブル
かわいいイルカしゃぼん玉やバブリーザウルスと同じく同じ電動トリガータイプ。
2つと違い音は出ずLEDライトのみなので、パーティシーンを盛り上げるのにおすすめです。
またシャボン液の予備が付属しており音が出ない分価格が抑えられているので、複数個揃えて幻想的な世界を作り出しましょう。
おもしろシャボン玉
通常のシャボン玉おもちゃを遊びつくしたら、変わり種のおもしろシャボン玉で遊んでみてはいかがですか。
販売しているものから簡単に自作出来るものまで、色々な種類をご紹介していきます。
バブルインバブル
電動タイプの変わり種のシャボン玉おもちゃで、ボタンを押すと2つの吹き出し口からシャボン玉が吹き出され、大きなシャボン玉の中に小さなシャボン玉が作れます。
通常はシャボン玉に上手く息を吹きかけないと出来ないシャボンinシャボンを簡単に作れるため、人気のおもちゃとなっています。
バドミントンしゃぼんだま
シャボン玉でバドミントンができるおもしろシャボン玉セット。
割れにくいシャボン液が付属しており、ストロータイプの吹き口でシャボン玉を作って、カバーを付けたラケットでバドミントンを楽しみます。
シャボン玉は割れにくいというだけなので、上手く割らないようにして遊ぶとより楽しめそうです。
あわもこしゃぼん玉
ストロータイプの吹き口が3つ付いており、通常タイプ1つと特殊タイプ2つを使って、シャボン玉でいろんな形を作って遊ぶおもちゃです。
シャボン液は特殊な物を使用しているので、割れにくく長時間造形が保たれます。
また通常タイプの吹き口を使えば、普通に飛ばして遊ぶこともできます。
色付きのシャボン玉ってあるの?
シャボン玉って光の反射でで虹色に見えますが実際は透明ですよね。
虹色のシャボン玉も綺麗ですが、赤や青の単色のシャボン玉も綺麗だとは思いませんか。
でも色のついたシャボン玉って見ないですよね。
自分で作ろうと思ってシャボン液に絵具や食紅を混ぜたものは、一番下の部分だけ色が付いて全体は透明のまま。
色付きのシャボン液は作る事はとても難しく現在(2021年時点)は販売されていないのですが、以前は販売されていた事もあります。
1つは「Zubbls(ザブルス)」
アメリカで15年の歳月300万ドル(約3億円)を費やして開発されたもので、ネットオークションや海外ECサイトなどで探せば、もしかすると見つかるかもしれません。
もう一つは「トモダのカラーしゃぼん玉」
シャボン液最大手のトモダのシャボン液で、おもちゃとしてではなく学習教材・実験材料として販売されていました。
なのでネットショップなどで探してもないので、おもちゃとして再販してくれることを祈りましょう。
凍ったシャボン玉
幻想的な姿の凍ったシャボン玉。
-11.6℃以下になる寒い地域であれば自然にできる事もありますが、なかなかそのような環境はありません。
ですがとあるものを使えば自宅で凍ったシャボン玉を作る事が出来ます。
まずはキンキンに冷やしたステンレス製のトレイを用意しましょう。
トレイの温度は2.7℃以下にすることが理想です。
そのトレイの上にシャボン玉を作って載せるのですが、この時点で割れてしまわないように割れにくいシャボン玉液を使うのがおすすです。
あとはトレイを冷凍庫に入れるだけで完成です。
大きなシャボン玉
大きなシャボン玉を作る道具として、針金を枠状にして毛糸などを巻き付けて作るものが定番ですが、これだとシャボン液を付ける為に枠のサイズに合わせた大きな入れ物を用意しなければいけません。
ですが枠をひもにしてしまえば大きな入れ物を用意する必要はありません。
このタイプの道具は市販もされておりこんな感じです。
2本の棒を用意して長さの違うひもを取りつけ、長いひもの方にはおもりをつけます。
ひも部分はシャボン液が付きやすいように麻縄などがいいでしょう。
家にある道具で簡単に作れるシャボン玉おもちゃ
家にある道具で簡単にシャボン玉おもちゃを作る事ができます。
「うちわ」
作り方はとても簡単でうちわの紙の部分を取るだけ。
あとはシャボン液に浸しうちわを振ればシャボン玉を作ることができます。
紙の部分が取りづらければ、ドライヤーで温めたり、水やぬるま湯でふやかすことによって簡単に取る事ができます。
「虫取り網」
使用する網は目が粗い方がいいです。
あとは網部分にシャボン液を付けて振るだけで小さなシャボン玉を沢山作る事ができます。
また網部分を切り取って枠だけにすることで、大きなシャボン玉も作ることもできます。
まとめ
昨今では様々なタイプのシャボン玉おもちゃが販売されています。
上記でご紹介しているものはほんの一部なので、好みのおもちゃがなければネットショップなどを探せば欲しいものが見つかると思います。
また見つからなければ割と簡単に自作する事もできるので是非チャレンジしてみてください。
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