長い間新しいドローンを販売していなかったHubsanが遂に新しいドローンを発売しました!
その名は【Hubsan ZINO PRO PLUS H117P】
知っている方も多いと思いますが「ZINO PRO PLUS」は海外ではだいぶ前から発売されており、今回は電波を2.4Ghzに変更し技適マークを取得して日本向けに販売されました。
しかし技適マークを取得していると偽って販売しているメーカーもあるので不安になりますが、「ZINO PRO PLUS」は技適番号も記載されており、番号を検索するとちゃんと技適マークを取得している事が確認できます。
機体の技適番号:216-200014・送信機の技適番号:216-200015
またHubsanのドローンはとてもコスパがいいので、本格的なドローンを購入予定の方は候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
しかしHubsanには上位機種に「ZINO 2 PLUS」があるのですが、何故「ZINO PRO PLUS」の方を日本向けにしたのでしょうかね。
Hubsan ZINO PRO PLUS H117P
「ZINO PRO PLUS」は通常版と、DJIのFlyMoreコンボみたいなセットがあります。
通常版の価格は42000円程度に、セットの価格は50000円程度です(2020年12月Amazon参考)
セットには予備バッテリーや予備プロペラなどが追加され、専用バッグが付いているので絶対にセットの方がおすすめです。
【Hubsan ZINO PRO PLUS H117P】本体サイズ・重量
本体はアームとプロペラを折りたたむことができコンパクトにできます。
- アーム展開時:31.5×25.2×9cm
- アーム収納時:19.8×10.4×9cm
重量は792g(バッテリー277g含む)と、Mavic2程重くはありませんがそこそこあります。
ちなみに最大積載量も公表されており、その重量は30gとほとんど積載できないようになっています。
【Hubsan ZINO PRO PLUS H117P】バッテリー性能
Amazonの販売サイトにはバッテリーについての記載はなかったのですが、海外版と同じ性能だと思われるので下記のような性能となっています。
11.4V5000mAh3SLiPoバッテリー・電力57Wh・充電時間180分
バッテリー1つあたりの飛行時間は約39分と、DJIのドローンと比べると飛行時間はかなり長いです。
また専用のインテリジェント充電器を使用すると最大3つのバッテリーを同時に充電でき、インテリジェント充電器を装着したバッテリーをモバイルバッテリーとしても使用可能です。
【Hubsan ZINO PRO PLUS H117P】飛行性能
GPSはもちろん搭載されているので安定した飛行が可能です。
ただDJIのドローンと比べると最大速度は遅く、障害物回避機能は搭載されていないので、飛行させる際には周りには十分注意しましょう。
その他性能は下記にまとめています。
動作周波数 | 2.4Ghz(2462Mhz~2472Mhz) |
最大飛行速度 | 10m/s(36km/h)※Sモード Nモードは8m/s |
最大飛行距離 | 2km |
最大画像伝送距離 | 2km |
最大風圧抵抗 | スケール5(風速8.0m/s~10.8m/s) |
ポジショニング | GPS+GLONASS |
【Hubsan ZINO PRO PLUS H117P】カメラ性能
カメラ性能は主なところをまとめるとこんな感じです。
カメラセンサー | SONY1/3インチCMOSセンサー |
動画 | 4K:3840*2160 30fps 2.7K:2704*1520 30fps 1080P:1920*1080 30/60fps 720P:1280*720 30/60/120fps 動画フォーマット MP4 / MOV(H.264/MPEG-4 AVC) 動画最大 ビットレート 60Mbps |
静止画 | 静止画解像度 4:3 (4192×3072) 16:9 (3840×2160) 静止画フォーマット JPEG |
有効画素数 | 12MP |
ジンバル | 画像安定化システム 三軸メカニカルジンバル ピッチ -120° ~ +30° ロール -30° ~ +30° 見出し -30° ~ +30 操作可能範囲 ピッチ:-90° ~ 0° |
※有効画素数はAmazonの販売サイトでは1300万画素(13MP)と記載されていますが、海外版は12MPの為こちらが正しいと思われます。
カメラのセンサーサイズは違いますがMavicAirやDJI Mini2と同じような性能です。
それが4~5万円程度で購入できるとなると、やはりコスパは抜群にいいですね。
【Hubsan ZINO PRO PLUS H117P】その他機能・送信機
その他機能はDJIのMavicシリーズのように豊富で、簡単にプロのような空撮を行う事ができます。
「ヘッドレスモード」
機首がどこを向いても送信機位置を基準とし、機体をコントロールをすることができます。
「リターントゥホーム」
バッテリー残量が少なくなったり機体との電波が途切れると自動で離陸地点まで帰還します。
「フォローモード(自動追尾)」
DJIで言うフォローミーとアクティブトラックです。フォローモードから「画像フォロー」を選択すると人や物を自動追尾し、「フォローミー」を選択すると操縦者(送信機)を自動追尾します。
「サラウンドフライト」
機体の現在地、もしくは操縦者(送信機)の位置を中心に円周状に自動飛行します。
「ウェイポイントプラン」
あらかじめ指定した飛行ルートに従い自動飛行します。飛行速度も設定可能です。
「ウェイポイントレコード」
飛行中に記録した飛行ルートを自動飛行します。飛行速度も設定可能です。
「レイラインフライト」
設定された方向に向かって均一速度で直線的に飛行します。飛行中、手動で写真や動画を撮影できます。
「パノラマ撮影」
スフィア(球状撮影)・ 180°・垂直・広角の4種類のパノラマ撮影ができます。
「パノラマ録画(360度回転録画)」
機体はホバリング位置で機体を自動的に回転させながら録画します。
「ハイパーラプス動画」
自動的に一定間隔で写真を撮影しハイパーラプス動画を自動で作成します。
他にも「クリエイティブビデオ」という機能があるらしいのですが、詳細が載っていませんでした。
「パノラマ録画(360度回転録画)」もクリエイティブビデオ機能の一部に含まれているようです。
送信機はモード1・モード2と自由に変更可能です。
【Hubsan ZINO PRO PLUS H117P】まとめ
普通にコスパが良すぎてビックリです。
安く重量200g以上の本格的なドローンが欲しい方は「ZINO PRO PLUS」はホントにおすすめです。
ただもう少し頑張って6万円出せば、重量200g未満でスペックが近い「DJI Mini2」が買えるんですよね。
飛行申請の面倒臭さを考えて「DJI Mini2」にするか、少しでも安く購入できる「ZINO PRO PLUS」にするか悩ましいところです。
【スペックまとめ・同梱物】
本体サイズ・重量 | アーム展開時:31.5×25.2×9cm、アーム収納時:19.8×10.4×9cm、重量:792g(バッテリー277g含む)、最大積載量:30g |
バッテリー | 11.4V5000mAh3SLiPoバッテリー、電力57Wh、充電時間:180分 |
飛行性能 | GPS+GLONASS 最大飛行速度:10m/s(36km/h)Sモード ※Nモードは8m/s 最大画像伝送距離:2km 最大飛行距離:2km 最大風圧抵抗:スケール5(風速8.0m/s~10.8m/s) |
カメラ性能 | カメラセンサー:Sony1/3インチCMOS 画像チップ:Ambarella A12S レンズ画角:80° 焦点距離:24-48mm 絞り値:F2.2 ISO感度:100-3200 シャッター速度:1/8000-1/30 動画解像度:4K/3840×2160 30fps、2.7K/2704×1520 30fps、1080P/1920×1080 30/60fps、720P/1280×720 30/60/120fps 動画フォーマット:MP4 / MOV(H.264/MPEG-4 AVC) 動画最大 ビットレート:60Mbps 静止画解像度:4:3 (4192×3072)、16:9 (3840×2160) 静止画フォーマット:JPEG 有効画素数:12MP 三軸メカニカルジンバル |
その他機能 | ヘッドレスモード、リターントゥホーム、フォローモード(自動追尾)、サラウンドフライト、ウェイポイントプラン、ウェイポイントレコード、レイラインフライト、パノラマ撮影、パノラマ録画(360度回転録画)、ハイパーラプス動画 |
送信機 | モード1・モード2 |
同梱物 | 機体本体、送信機、スマホと送信機の接続ケーブル3種類(アンドロイド用typeC、microB及びIphone用Lightning)、予備プロペラ(セット×2)、プロペラ補助工具、バッテリー(セット×2)、バッテリー充電時接続ケーブル(セット×2)、機体充電用アダプター(日本仕様)、インテリジェント充電器(セット×2)、USBケーブル(送信機充電用)、専用バッグ(セットのみ)、日本語説明書 |
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