今回ご紹介させて頂くのは【BiRod(ビーアイロッド)】
ドローンではありませんが、撮影目的によってはドローンではなくこのBiRodの方がおすすめと言える場面が多数あると思います。
BiRod(ビーアイロッド)
BiRodとは高所撮影を行うための道具で、簡単に説明すると「凄く長い自撮り棒」で見た目はこんな感じです。
参照:BiRod
ぱっと見釣りをしている人みたいです(笑)
ですが先端部分にはカメラが取り付けれるようになっており、スマホなどを使用し高所を撮影できるようになっています。
BiRodで使用できるカメラ
高所でカメラのシャッターボタンを直接押せないので、Wi-Fi搭載カメラ(リモートシャッター機能搭載)を使用する事になります。
また先端部分にカメラを取り付けるために三脚取り付け用のネジ穴が必須で、一番長い7.5mのBiRodだと耐荷重が約300gとなりますが、最近のデジカメやビデオカメラであれば、ほぼこの条件は満たしていると言えるでしょう。
またGoProなどのアクションカメラを使用している方も多くいるそうです。
GoProなどのアクションカメラ取付時の注意点
GoProなどのアクションカメラを使用する際は、一般的なカメラと違い三脚穴が開いていないのでそのまま取り付けることは出来ません。
ですのでマウント変換アダプターが必須となるのですが、価格は安く大抵1000円以下、サードパーティー製の安いものだと300円程度で販売されています。
BiRodの種類
BiRodのには2つのモデルがあります。
1つは「フルカーボンシリーズ」
もう1つは「グラスファイバーシリーズ」
どちらも基本的な形状は同じで、名前の通り素材がカーボンのものかグラスファイバーのものになります。
性能の違いとしてはグラスファイバーシリーズを標準とすると、フルカーボンシリーズは軽量でしなりが少なく頑丈です。
その為フルカーボンはグラスファイバーの倍ぐらいの価格にはなりますが(;^_^A
長さはどちらのモデルも「2m・4.5m・7.5m」3種類あります。
BiRodの使用方法
使用方法はとても簡単です。
- まずは先端部分にカメラを取り付け角度を調整。
- カメラをスマホなどとWi-Fi接続しリモートシャッター機能を使用できるようにする。
- BiRodを釣り竿のように上段から伸ばしていく。
たったこれだけです。
またBiRodにはオプションでこういった三脚が販売されています。
三脚を使用する際は、先に三脚を開きBiRodを挿し込んでおきましょう。
BiRodの使用例・メリット
BiRodの使用例としては簡単に高所の撮影が出来るので、屋根上の点検や今までにない景色を写真に収める為などに使用されています。
どちらもドローンで出来ることではありますが、もともとカメラを所持している方はドローンを購入しなくてもいいので大幅に費用を抑えられます。
またドローンで飛行が難しい場所(木々が生い茂っている場所など)でも役立ち、面倒な飛行申請もする必要がありません。
さらにはオプションの「Wireless Line」を使用すれば、高所だけでなく水中での撮影も可能です。
※別途防水カメラが必要です。
水中撮影対応【Wireless Line】
まずWireLess Lineを使用するにあたって防水カメラを用意する必要があります。
GoProなどのアクションカメラであれば、簡単に防水ケースを揃えれるのでおすすめです。
防水カメラが用意出来たらWireLessLineの先端部分を防水カメラに接着し、もう片方の先端のジャックをスマホに差し込むだけです。
スマホにジャックがない場合は、スマホ付近でジャックを固定します。
そうすると水中でも電波が届き水中撮影が可能となります。
またWireLessLineのその他使用方法として、地上でのWi-Fiの電波が混線しやすい場所で使用すると安定した通信を行うことができます。
BiRodの価格
カーボン製7.5m | ¥56,800(税別) |
カーボン製4.5m | ¥35,800(税別) |
カーボン製2m | ¥25,000(税別) |
グラスファイバー製7.5m | ¥23,100(税別) |
グラスファイバー製4.5m | ¥17,000(税別) |
グラスファイバー製2m | ¥12,000(税別) |
カーボン製7.5m三脚セット | ¥64,800(税別) |
カーボン製4.5m三脚セット | ¥41,800(税別) |
グラスファイバー製7.5m三脚セット | ¥30,100(税別) |
グラスファイバー製4.5m三脚セット | ¥22,000(税別) |
グラスファイバー製2m三脚セット | ¥17,000(税別) |
価格は2020年5月時点の価格です。
その他オプション品の価格はBiRod公式ストアにてご確認ください。

カーボン製とグラスファイバー製どちらがいい?
カーボン製とグラスファイバー製で倍近くの価格差がありますが、結局どちらがいいのでしょうか。
まずはBiRod公式のこちらの動画をご覧ください。
カーボンとグラスファイバーとでたわみ具合が全然違います。
グラスファイバーだとGoProなどのアクションカメラを使用しないと、かなりブレた映像になってしまいそうですね。
また重量ですが2m(0.7kg)・4.5m(1.1kg)とグラスファイバー・カーボンと共通ですが、7.5mはカーボン1.6kg・グラスファイバー1.8kgとなっています。
たかが200gと思いますが、実際に7.5mまで伸ばすとかなりの重量差を感じるでしょう。
結論、お金に余裕があれば断然カーボン製がおすすめです。
BiRod(ビーアイロッド)まとめ
凄く長い自撮り棒・・・・【BiRod】
自撮りに限定されるものではないですが、自撮りというイメージが離れません(;^ω^)
用途は人それぞれだと思いますが、自撮りで使用するとかなり周りの目を集めてしまいそうなので、屈強な精神力が必要そうです(笑)
現在は7.5mのものまでしかありませんが、2020年夏頃に10~12mのものが販売されるそうです。
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