ドローンを飛行させていると故障かなと感じることや、どこかに衝突させてしまってプロペラなどを破損してことはありませんか?
今回はそんな事態に陥ってしまった場合の対処法や修理方法などをご紹介させていただきます。
【トイドローン版】ドローンの故障・修理
私はドローン修理の専門的な知識があるわけではありませんが、こういった機械系にはある程度知識がありますので大体どこが故障しているかわかります。
では200g未満のドローン(トイドローン)が故障してしまった場合の対処法ですが、まずは故障箇所を探っていきましょう。
見た目で分かる破損であればその部分を交換すれば直りますが、飛行がフラフラするなど見た目で判断できないはどうすればいいのでしょうか。
そういった場合は症状によってある程度どこが故障しているか判断できます。
故障箇所を判断する方法
まずは「飛行時間が短い」
これはほぼバッテリーの劣化ですのでバッテリーを新しいものに交換すれば解消されます。
それか基盤自体が劣化している可能性もあります。
「スピードが出ない」
バッテリーの劣化や基盤の劣化でモーターに電力があまり伝わっていない可能性もありますが、プロペラやモーター付近に何か絡まっていませんか?
プロペラやモーター付近は小さなゴミが溜まりやすく、その事が原因となっていたり、プロペラが欠けているや曲がっている事が原因であるかもしれません。
もしくはトイドローンで使用されているブラシモーターは消耗品ですので、モーターの限界がきているかもしれません。
「飛行がフラフラする」
ジャイロセンサーや気圧センサーなどの基盤が故障している可能性もありますが、トリム調整はしっかりと出来ていますか?
トリム調整が上手くできていないと、ドローンは水平を保ってくれずある一定方向に流れていきます。
トリム調整の方法は機体によって違いますので、説明書などを参考に調整してください。
「ドローンが急に上下したりする」
基盤の故障もしくはバッテリーによる影響も考えられますが、安価なトイドローンだと気圧センサー(自動でホバリングさせる為の機能)がエラーを起こし、割とこのような状態になることがあります。
常にこうなってしまうのであれば故障ですが、そうでなければそういうものだと思って操作しましょう。
「通信が途切れる」
プロポの充電・電池の残量は十分にありますか?または電池の接触部分が錆びているなどプロポにしっかりと電力は供給できていますか?
十分に電力があれば電波に関わる部分の故障で、そこをいじってそのまま飛行させてしまうと電波法違反となります。
新しく技適マークを取得すれば別ですが、専門的な知識が必要で手間もお金もかかり大変です(-_-;)
他にも症状を挙げればきりがないですが、主な故障はこんなところでしょうか。
では故障箇所が判明したところで修理方法ですが・・・。
トイドローンの修理方法
基本的に基盤が故障していると修理不可だと思ってください。
なかには基盤だけを販売していて基盤をまるごと交換できるトイドローンもありますが、はんだ付けが必要であったり、配線をどこに繋げていいか分からなくなったりと素人には難易度が高いです。
まずは「プロペラの交換」です。
一番簡単な修理で同梱物にある専用の工具で外すか、もしくはネジで止めてあるだけですのドライバーを使用して外して、あとはカチッとはめるだけです。
注意点はプロペラには向きがありますのでそれを間違えないようにするだけ!
プロペラガードに関しては交換できるタイプとできないタイプがありますが、おなじような感覚で簡単に交換できます。
「モーターの交換」
最近ではコネクタ式のものも多くなりカチッと挿しこむだけで交換できますが、基本的にははんだ付けが必要です。
取り外す際は配線がどこに繋がっていたかしっかりと覚えておきましょう。
あとは基盤は小さいので別の部分にはんだごてが当たらないように注意してください。
他にはモーター部分のギヤなども自分で修理できますが、実は交換用のパーツを販売しているトイドローンって少ないんですよね(;^_^A
ですので故障してしまったら基本的に処分ということになってしまいます(´;ω;`)
トイドローンを修理してくれる業者はあるの?
見当たりませんでした(´;ω;`)
ですが特別に修理してくれたりするホビーショップなどもあるそうです。
また購入してから期間が短いとメーカーに交換してもらえたという情報も!
ただ基本的には初期不良であればという対応なので過度な期待はできそうにないです。
まとめ
基本的には替えのパーツが少ないことから、故障してしまったら処分となってしまいます。
ですがGFORCEやHubsanのトイドローンであれば豊富にパーツが販売されていますので、修理にチャレンジしてみて下さい。
ものによってはすべてのパーツが揃っているトイドローンもありますので、パーツで購入し自分で一から組み立てることも可能です(*^-^*)
【本格的なドローン版】ドローンの故障・修理
「業者に修理をお願いしましょう!」
一言で完結させてしまってすいません(;^ω^)
本格的なドローンに関してはメーカーで修理してくれますし、メーカーでなくとも修理してくれる業者はたくさんいます。
それに専門的な知識がないとやはり修理はできませんし、DJI製品であればメーカーが分解しないでくださいとも言っています。
それ程修理は難しいという事もあるのでしょうが、外国では改造してテロにも使用されているのでテロ防止目的もあるでしょう。
価格は数万円はかかりますが、新品を買い替えるよりかはかなり安いですし、保険に入っている場合は無償という事も全然ありえます。
自分で修理した場合はさらに故障させてしまう恐れや、最悪修理不可や保険が使用できなくなってしまいます。
修理期間に関しては約1週間から1か月程度かかります。
まとめ
ドローンは飛行させていると様々なパーツが劣化し故障は付き物です。
ですが飛行させている最中に故障すると、第3者を巻き込んだ事故が起きかねません。
そうなる前に必ず定期的に点検をしておきましょう。
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