【C-fly faith PRO】とある問題点さえなければコスパ最高のドローン

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以前にも一度ご紹介した事があるC-flyのドローン。

前回はDJIのSPARK並みの性能を誇るのに3万円台で購入できる【C-fly Dream】という、とてもコスパのいいドローンをご紹介しましたが、今回はC-fly Dream以上にコスパのいい【C-fly faith PRO】をご紹介します。

 

ただ・・・・

C-fly Dreamと同じく大きな問題点を抱えています。

C-fly faith PRO

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まずC-fly faith PROの価格ですがAmazonでは約5万円程度で販売されています。

そして性能をざっくり言ってしまうとDJIのMavic air並みで、Mavic airの通常版は約10万円程度するので半分の値段で購入することができます。

またC-fly faith PROにはバッテリーが2つと専用バッグが付属されているので、ありえないくらいコスパ最高のドローンです!

 

ですが!!

とある問題点があるせいで、コスパ最高であっても日本では飛行できないドローンかもしれません。

C-fly faith PROの問題点

C-fly faith PROの問題点は2つあり、まず1つは「映像伝達に5GHzの電波が使用されている」こと。

5Ghzの電波が使用されているとどうなるかというと、無線の免許が必要もしくは日本で飛行させることができません!

5Ghzといっても5.何Ghzかによって規制が変わってきて、5.8Ghzであれば無線の免許があれば使用可能ですが、その他であれば日本で飛行させることは現実的ではありません。

ただ5.何Ghzかは不明なんですよね(;^_^A

 

2つ目は「技適マークが取得されていない」こと。

日本で電波を発する物には必ず技適マークが取得されています。

取得していないものを使用すると電波法違反となり「1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金」が科せられます。

では技適マークを取得していないC-fly faith PROは絶対に日本で飛ばせないのかというと・・・・

そういうわけでもありませんが望みは薄いです。

 

総務省の認定を受けた登録証明機関で技適マークの取得は出来ますが、日本の電波法の技術基準にあっていなければ取得はできませんし、知識が無いとよくわからない資料なども用意しないといけなく、何よりC-fly faith PROを買う以上のお金がかかってしまいます。

 

ですのでC-fly faith PROは日本で飛ばすことは現実的ではありませんが、技適マークや5Ghzの電波に関しては日本のルールなので、主に海外で飛行させる方にとってはとてもコスパのいいおすすめのドローンになるでしょう。

 

【C-fly faith PROのカメラ性能】4Kカメラに50倍ズーム

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カメラは3軸ジンバル搭載の4Kカメラです。

DJIのMavicなどと同じ3軸ジンバル(可動範囲0~90°)でブレのない動画を撮れて、4K800万画素の静止画を撮る事ができます。

ただ動画に関しては1980×1080と記載されているので、4KではなくFHDのサイズになるみたいですね(;^ω^)

 

これだけでも十分な性能ですが、なんと「50倍ズーム」の機能も搭載されています!

さすがにロスレスズームではないでしょうが、ズーム機能が搭載されているドローンは少ないので搭載されているだけで凄いことです。

またおまけ程度ではありますが、光学センサー(オプティカルフロー)に使用されているカメラ(HD)も撮影で使用できます。

【C-fly faith PROの飛行性能】GPS+オプティカルフロー

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飛行性能はGPS+オプティカルフローで、屋外ではGPS・屋内(GPSが受信できない場所)ではオプティカルフローが作用し安定した飛行を行う事ができます。

ただ高度を上げすぎるとオプティカルフローは機能しませんので、GPSが届かない高度が高い場所での飛行には注意しましょう。

 

その他飛行性能は、ブラシレスモーターでパワーのある飛行、飛行距離2km(画像伝送距離は1.5km)、最大飛行高度500m、最大速度36km/h、最大飛行時間25分となっています。

【その他機能】自動操縦機能も豊富

GPSが搭載されているので、自動操縦機能もたくさん搭載されています。

ただ詳しい説明がないので、おそらくこんな機能だろうと予測で記載しています(^^;

 

自動追尾:他で言う操縦やを自動で追尾してくれる「フォローミーモード」みたいなものでしょうか。

自動帰還:GPSでの自動帰還でしょうから精度も全然違ったところに戻ってくるという事はないでしょう。手動でも使用できますが、電波が途切れたりバッテリーが少なくなると自動で発動もします。

経路飛行:おそらくモニター上で飛行経路をしてその通りに飛行してくれる機能だと思います。

自動周回撮影:操縦者の周りを円を描くように飛行する機能だと思います。

自動離陸/着陸:ボタン1つでドローンを離陸/着陸させることができます。

 

以上がその他機能で、操作モードはモード1・モード2と変更が可能です。

本体サイズ・バッテリー性能

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本体サイズは172×95×55mmでアームは折りたたむことができます。

重量は433gと200g未満ではありませんので航空法には気を付けましょう・・・・と言っても日本で飛行させること自体厳しいですが(;^ω^)

 

バッテリーは11.4V2400mAhのリポバッテリーを使用し、飛行時間は25分・充電時間は5時間となっています。

予備のバッテリーは約9000円程度で販売しています。

C-fly faith PROのGOOD・BADポイント

GOODポイントは圧倒的なコスパの良さです。

これほどコスパのいいドローンはそうそうないです。

またこの価格帯でズーム機能が搭載されているドローンはかなり珍しいです(私は知らないです)

ですが電波が5Ghzであったり、技適マークが取得されていないことで、GOODポイントをすべて台無しにしています。

ただ海外で使用を考えている方にとっては、最高にコスパのいいドローンになるでしょう。

まとめ・詳細スペック

電波が5.8Ghzであって、どこかのショップが技適マークを取得して販売してくれれば、日本でも意外と売れるかもしれませんね。

まぁ私ならC-fly faith PROを買くらいなら、価格はちょっと高くなりますが航空法の規制が少ない200g未満のMavicMiniを購入しますが(^▽^;)

 

 

【詳細スペック・同梱物】

本体サイズ、重量172×95×55mm、433g
飛行・画像伝送距離、最高高度、最高速度2000m・1500m、500m、36km/h
カメラ4K、8MP、5GWIFI、3軸ジンバル(0~90°)、50倍ズーム、ジェスチャー撮影、下部デュアルカメラ切り替え、
バッテリー11.4V2400mAhリポバッテリー、飛行時間25分、充電時間5時間
機能GPS、ブラシレスモーター、音波センサー、光学センサー、自動追尾、自動帰還、経路飛行、自動周回撮影、自動離陸/着陸、地図表示機能
操作モードモード1・モード2
同梱物本体、専用バッグ、送信機、スマホホルダー、バッテリー×2、予備プロペラ、充電器、ケーブル類、説明書

 

コメント

  1. マサ より:

    K-ONE.のように、メーカーに日本仕様の製作を依頼してくれる
    代理店がもっとあれば、日本もドローンの種類が充実して選択の幅が広がるんですけどね。

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