みなさん【DRONE SOCCER(ドローンサッカー)】という言葉を聞いたり目にした事はありませんか?
ドローンサッカーとは車で有名なオートバックスが主催しているXRスポーツです。
オートバックスがドローン?XRスポーツ?ドローンでサッカー??
色々気になる点があると思いますが1つずつご紹介していきます。
オートバックスのドローン事業
オートバックスはカー用品最大手のチェーン店である事はみなさんご存じだと思います。
そんなオートバックスがドローン事業を始められたのは2017年からで、今ではオートバックスのネットサイトにはドローン専用のページがあったり、実店舗でもドローンを販売しています。※すべての店舗ではありません。
販売しているドローンはドローン業界最大手のDJIの製品で、DJIのドローン以外の製品(OSOMO MOBILEなど)も販売されています。
またドローンスクールや、ドローンの飛行練習場なども運営されていて、ドローン業界でどんどん手を広げています。
この調子だとそのうち自社で、本格的なドローンも製造しだすのではないでしょうか(;’∀’)
XRスポーツってなに?
VRやARで聞いたことがある人は多いと思いますが「XR」って言葉なかなか聞きませんよね。
XRという言葉が誕生した理由として挙げられているのが、技術の進歩によりVRやARという言葉では表せないものが出てきて、「X Reality」=X(未知数)×Reality(現実)という言葉が生まれたと言われています。
しかし未知数の現実と言われてもよく分からないですよね(;^_^A
一般的には「様々なリアリティ体験」というような意味で使用されているそうで、いろんな事に当てはまる言葉なので今後は目につく機会がもっと増えそうです。
DRONE SOCCER「ドローンサッカー」とは
ドローンサッカーとは韓国発祥のスポーツで、簡単に説明すると球状のドローンをボールに見たて、そのドローンをリング状のゴールに入れて得点を競う競技です。
使用するドローンはこちら。
球状のフレームの中にドローンがあり、ドローン同士が衝突しても安全な作りになっています。
また自分のドローンと相手のドローンを見分けれるようにライトアップもします。
ドローンサッカー公式ドローン
スポーツなのでもちろんルールがあり、公式ルールも存在します。
まずは使用される公式ドローンをご紹介していきます。
使用されるドローンは「ドローンボール」と呼ばれており、オートバックスセブンが販売しているドローンのみが公式ドローンボールとなります。
また使用するドローンは20cm機体と40cm機体とあり、それにより少し規定が変わってきます。
【40cm機体ドローンボール規定】
- 使用するボール型ドローンはオートバックスセブンが販売する公式機体を使用すること
- 丸い外骨格で覆う形状で直径40㎝±2㎝とする
- 装備重量1㎏以下(選手仕訳などの表示分除外)
- 外骨格の解放面の単一面積が150㎠以下
- 商業広告の禁止
- 所属チームと相手チームのボール型ドローンは確実に区別できなければならない
- ストライカーのボール型ドローンも他のボール型ドローンと確実に区別できなければならない
- 選手と同じナンバーを表示すること
【20cm機体ドローンボール規定】
- 使用するボール型ドローンは、オートバックスセブンが販売する「公式機体」を使用すること
- 丸い外骨格で覆う形状で直径20㎝±1㎝
- 装備重量 100g以下(選手仕訳などの表示分除外)
- 外骨格で覆われていなければならない
- 商業広告の禁止
- 所属チームと相手チームのドローンボールは確実に区別できなければならない
- ストライカーのドローンボールも他のドローンボールと確実に区別できなければならない
上記説明を見るとドローン本体は改造はできそうにないですが、ボール型のガードはある程度自分好みにいじれそうですね。
ドローンボールの種類
オートバックスから販売されているドローンボールにはいくつか種類があります。
2020年5月時点では20cm機体は1種類のみですが40cm機体は5種類あり、基本的にはドローン自体の性能は同じで、送信機あり/なしや、送信機のスペックが変わってきます。
まぁドローンの性能が同じでないと公平性がないですからね(;^_^A
20cm機体ドローンボール
【スペック】
- サイズ:200×200×180mm
- 重量:100g(バッテリー含む)
- 最大速度:30.5km/h
- 最大飛行時間:6分(飛行環境によって異なる場合があり)
- 最大操作範囲:150m(周囲環境によって異なる場合があり)
- 操作モード:モード1・モード2
- バッテリー:7.4V450mAh
- その他:最大60台の同時飛行可能、、コントローラー技適マーク取得済み、本体シリアルナンバー付き、LEDカラー変更(ブルー・グリーン・イエロー・レッド・アクア・ピンク・ホワイト)、3段階スピード調整
- 同梱物:本体・コントローラー・交換用プロペラ・充電器・バッテリー・バック・ユーザーガイド/キックガイド・ドローンサッカー認定カード付
ネット販売価格23,980円
40cm機体ドローンボール
【スペック】
- 機体直径:約400mmの球体
- 重量:約814g(バッテリー無し)※多少の機体差あり
- 最大操作範囲1000m
- 最高速度:100Km/h以上
- 最大飛行時間3分30秒(指定バッテリー使用時)※飛行環境により異なる
- その他:LED発光(色変更可能)、バッテリー別途必要(推奨バッテリー:3S/11.1V 2200mAhリポバッテリー)
40cm機体は5種類ありますが機体のスペックは統一で、送信機なし・送信機のレベルによって価格が変わります。
【送信機なしモデル】ネット販売価格64,460円
【エントリーモデル】ネット販売価格76,780円
【ミドルモデル】ネット販売価格87,780円
【スポーツモデル】ネット販売価格95,480円
【スポーツプラスモデル】ネット販売価格104,280円
ドローンボールの種類まとめ
上記のドローンボール本体や推奨バッテリー・予備プロペラ・球状のガードなどは、主にAUTOBACSのネットショップサイトやAUTOBACSの一部店頭で販売されています。
ドローンサッカー公式ルール
公式ルールは「日本ドローンサッカー連盟」さんが運営しているサイトがありますので、そちらからご確認ください。
こちらのサイトにルールを記載してもよかったのですが、結局はコピペになってしまうので、それならドローンサッカーに関するイベント情報なども載っている、日本ドローンサッカー連盟さんのサイトに飛んでもらった方がいいかなと(;^ω^)
ドローンサッカーまとめ
ドローンサッカーの動画を見ると楽しそうですが、出来る場所が限られますしドローンボールが高い・・・(;’∀’)
と言っても、他のスポーツも出来る場所は限られますし、必要な道具を揃えようとなると大体これ位のお金はかかりますよね(;^ω^)
まだまだマイナーなXRスポーツですが、もっと無料で体験できるイベントなどがあればドローンサッカー人口も増えるのではないでしょうか。
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