2020年時点でドローンを製造しているメーカーは世界で1000社を超えると予測されています。
日本でもここ数年で色んなメーカーのドローンを購入できるようになりましたが、どこのメーカーのドローンがおすすめなのでしょうか。
この記事では日本で購入できる主要なドローンメーカーをご紹介していきます。
おすすめメーカーとは?ドローンの性能がいい?価格が安い?
まずは主要なメーカーをご紹介する前に、おすすめメーカーとはどういったメーカーの事でしょうか。
性能がいい!価格が安い!サポートがしっかりとしている!
などあると思いますが、ドローンに関しては「日本の規制の事を考えて製造されているか」も含まれます。
ドローンは航空法で重量(ドローン本体+バッテリー)が200g以上か200g未満かで、規制の内容が大きく変わってきます。
またの日本ではドローンを飛行させるのに2.4Ghzの電波が使用されており、海外ではドローンに使用する電波は5Ghz帯のものが多く、この5Ghz帯は免許が必要な物や実質的に日本で使用できないものもあります。
その為日本向けに電波が2.4Ghzに変更されているかや、また技適マークが取得されているかも重要です。
規制については下記記事で詳しくご紹介しています。
【DJI】おすすめドローンメーカー
ドローン市場ダントツでトップの【DJI】
ドローンについて詳しくない方でも、カメラなどに興味がある方は名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
現在はドローンがメインの会社ですが、もともとはジンバル(カメラのブレを防止する物)を製造している会社で、ドローン以外にもアクションカメラやジンバル付きのハンディカメラなども販売しています。
DJIでドローンを購入すれば性能・電波の事やサポート面など何も気にする事はないでしょう。
主に上記画像のMavicのような、空撮のプロが使用している本格的なドローンの販売がメインとなります。
重量は200g以上のものがメインですが、200g未満でも本格的な空撮ができる「MavicMini」や「DJI Mini2」も販売されています。
ただ全てのドローンがプロが使用している本格的なものなので、ちょっとだけ飛行させてみたい方や小さなお子さんへのプレゼントと考えているのなら、他のメーカーのドローンにした方がいいでしょう。
【Holy Stone】おすすめドローンメーカー
DJIとは打って変わってトイドローンをメインに販売しているのが【HolyStone】です。
トイドローンならドローン業界トップのDJIよりたくさんの製品を販売しており、トイドローン界ではHolyStoneはトップと言えるでしょう。
性能やコスパも抜群で、電波の事や技適マークの事も何も心配せず購入出来ます。
万が一何かトラブルがあってもサポート面もしっかりとしているので、すぐに返品・交換などに応じてくれます。
商品としては小さな子供向けのドローンから、DJIのドローン程とはいきませんが、トイドローンの中ではハイスペックな物を販売しています。
【Prrot】おすすめドローンメーカー
【Parrot】はフランスのメーカーで、ドローンが流行るきっかけとなった【AR.Drone】を製造していたのもParrotです。
おすすめのメーカーではあるのですが、残念ながら現在は民生用のドローンから手を引いています。
ですが撤退にする前に販売された【ANAFI】というモデルは未だに人気で、現在はサーマルカメラを搭載するなどして産業用として販売されています。
【GFORCE】おすすめドローンメーカー
ドローンメーカーのほとんどが海外のメーカーで、日本で頑張っているメーカーが【GFORCE】です。
性能面やコスパなどでは海外メーカーと比べ後れを取っていますが、日本製というだけで技適マークや電波の心配をすることはありません。
またドローンをパーツごとで販売しているので、ドローンが故障してしまった場合自分で修理するという事もできます。
【SNAPTAIN】おすすめドローンメーカー
【SNAPTAIN】で扱っているのはトイドローンのみで、性能はミドルグレードあたりまでのものを販売しています。
HolyStoneほどではありませんが、まぁ無難で安心して購入できるメーカーといったところですが、Amazonではよくセールを開催しており、セール時を狙って購入するとお手頃価格でドローンが購入出来ます。
【EACHINE】おすすめドローンメーカー
主にbanggoodでレース向けのドローンを販売している【EACHINE】ですが、空撮向けのドローンも多数販売されています。
コスパのいいドローンが多いのですが、ただあまり日本を意識して販売していないのか、重量がいまいちなものが多いです。
【Holyton】おすすめドローンメーカー
HolyStoneの関連会社だと思われる【Holyton】
HolyStoneと同じくトイドローン(主に小さな子供向け)をメインに販売しており、まだまだ販売している種類は少ないですが、コスパもよく安心して購入できるメーカーです。
【DEERC】おすすめドローンメーカー
こちらもHolyStoneと何らかの関連があるメーカー【DEERC】
主にトイドローンを販売しており、種類は少ないですがコスパがいいものばかりです。
【Hubsan】おすすめドローンメーカー
コスパは抜群にいいけどここ数年新しいドローンを販売していない【Hubsan】
ドローン事業から撤退してしまったのか、新しいドローンが販売されない理由は不明ですが、もし新しいドローンが発売される事があれば要チェックです。
コスパはいいがちょっと怪しい【Potensic】
※2019年12月追記:コスパが良いドローンをたくさん販売しているPotensicですが、技適マークを取得していると虚偽の報告があったりと問題が多いので、【おすすめメーカー】から外します。
【Potensic】も中国の企業で主にトイドローンを取り扱っています。
性能やコスパ、サポートも割としっかりとしている方なのですが、結構抜けているところがあり何も調べずに購入すると痛い目を見ます。
基本的には上記の【PotensicT25】のようなコスパのいい機体ばかりなのですが、重量が記載されていなかったり、あとは電波が5Ghz帯のものを使用しているものや技適マークを取得していないドローンがあります。
まずなぜ5Ghz帯の電波を使用しているとダメなのかというと、一般的に日本のドローンは2.4Ghzの電波を使用しており、5Ghz帯の電波を使用する際は無線の免許が必要となるからです。
技適マークは日本で安全に使用できる電波ですと証明するもので、スマホなどでも取得されており、技適マークがないと電波法違反となってしまいます。
ただAmazonで購入する場合は、たくさんの方がレビューを書かれているので、それを参考にすれば重量の事や電波の事もわかります。
同じようなメーカーで【Hubsan】というメーカーもありますが、現在は新しいドローンを製造していない様子。
選んではいけないメーカー
性能やコスパがいいだけのドローンであればDJI並みの本格ドローンや、HolyStoneのトイドローン以上のものが販売されています。
そういったメーカーは大抵商品説明が英語であることがほとんどです。
ですがそれら全て(と言い切っていいくらい)は電波が5Ghz帯であったり、技適マークが取得されていないものになります。
基本的にそういったものは海外向けに製造されていて、5Ghz帯の電波や技適マークは日本の規制に当てはまる事なので、海外で飛行させる分には問題ないです(※海外全てでOKという訳ではありません)
どうしても日本で飛行させたい場合は、無線の資格を取得したり、高いお金を払って個人で技適マークを取得しなければいけません。
まとめ
個人的には本格的なドローンであればDJI、そうでなければHolyStoneがおすすめです。
ブランドの信頼度、性能、サポートなど全てがトップクラスです。
だからといって価格が高いわけではないので、必然的にこの2択になってしまいます。
他にも気になるメーカーのドローンもあるでしょうが、初めてドローンを購入されるのであれば、この2社から購入しておけば間違いはないでしょう。
また購入される際はAmazonが一番価格が安いのでおすすめです。
コメント
pontesicについてはもっとヒドイ状況がわかってきましたが
現在購入したT18の返品とamazonに違反出品の報告の証拠収集の為詳細はまだ明かせませんが
技適付きが欲しかったら絶対勝ってはいけないメーカーです。
内容が販売妨害と受け取られる可能性があるので公開がまずい場合は非公開のままにしておいてください。
最近のAmazonのレビューで機体にも技適マークがついていると書かれていました
これで電波法的には安心になりました。