ドローンは屋外で飛行させてこそ、その魅力を最大限発揮できますが、室内でも十分に楽しむことが出来ます。
またドローンは高価というイメージがあるかもしれませんが、室内で飛行させるドローンは安価で手軽に楽しむことができます。
今回はそんな室内向けのおすすめドローンをご紹介していきます。
室内でおすすめのドローン
まずドローンを飛行させるにあたって、色々と規制があるのではと思っている方もいるでしょう。
確かにドローンを飛行させるには主に航空法などの沢山の規制がありますが・・・・・ご安心ください。
「室内での飛行は規制の対象外になります」
どんな飛行をしようが大きなドローンを飛ばそうが違反となりません。
ただ室内だと狭いからといって、自宅の庭でならいいだろうと思って少しでも屋外で飛行させてしまうと航空法違反になってしまう場合がありますので気を付けて下さい。
航空法などの規制については下記記事でまとめています。

上記の通り航空法に関しては屋内で飛行させていれば問題ありませんが、屋内の飛行で1点だけ気を付けてもらいたい点があります。
それは「2.4Ghzの電波を使用しているかどうか」です。
大抵のドローンは2.4Ghzの電波を使用し飛行させていて特に問題はないのですが、ものによっては5Ghz帯の電波を使用し無線の免許が必要な場合や、日本で飛行させる事自体が違法となるものがあります。
これから紹介する室内でおすすめのドローンは全て2.4Ghzの電波を使用しており、安心して飛行させることが出来るものなのでご安心ください
【室内でおすすめ】Holy Stone(ホーリーストーン) HS210
カメラ非搭載の大人の手のひらにすっぽり収まる小型サイズのドローンです。
古いドローンではありますが、安価な事やトイドローン業界では大手のHolyStoneというブランドに、初心者の練習用ドローンとしてちょうどいい事からいまだに人気のあるドローンです。
プロペラ上部にガードが無いので、小さなお子さんに遊ばせるのは少し不安がありますが、万が一プロペラに触れてしまっても痛みはありますが、手などが切れてしまったりはしません。
飛行時間は6~7分と短いですが、バッテリーが3個付いているので十分に楽しめると思います。
操作に関しては自動でホバリングしてくれる機能しか搭載されていないので、少しフラフラして難しいと思いますが、このドローンを自由自在に操れるようになれば大抵のドローンは操縦できるでしょう。
【室内でおすすめ】Holy Stone(ホーリーストーン) HS210Pro
HolyStoneHS210にカメラが搭載されて、プロペラ上部にもガードも付いてパワーアップしたドローンです。
本体サイズもほぼ同じで、こちらもバッテリーが3個同梱されています。
ただカメラ搭載で重量が重くなり電力をより多く使用するようになった為か、飛行時間は1~2分短くなっています。
しかしカメラが搭載されているのでモニターを見ながらの飛行ができ、リビングにいながら寝室へ飛行など、目で見えない範囲へ飛ばすことが出来るので楽しさは各段に上がるでしょう。
【室内でおすすめ】Holy Stone(ホーリーストーン) HS450
HolyStoneHS210の上位版とも言えるHolyStoneHS450。
こちらも大人の手のひらに収まる小型サイズで、プロペラガードが全面に搭載されており安全性が上がっています。
また簡易的ではありますが障害物回避機能が搭載されており、その障害物回避機能を利用してジェスチャーでドローンを操作する事ができるので、送信機での操作が難しい小さなお子さんにもおすすめです。
他にHS210はバッテリーがコネクタ式で断線の恐れがありましたが、HS450はカートリッジ式の為断線の恐れがありません。
【室内でおすすめ】Holy Stone(ホーリーストーン) HS450-B
見て目がHS450と全く同じだが、赤外線を飛ばしあい対戦できる機能が搭載されたバージョンです。
2台セットで販売されており、小さなお子さんや大人、数を揃えて多人数でも楽しめるドローンです。
ただ対戦機能が搭載された為か、簡易的な障害物回避機能は非搭載となっています。
【室内でおすすめ】Holyton HT02
送信機の中に本体が収納できるほどの超小型サイズのドローンです。
カメラは非搭載ですが、狭いスペースでも楽しめて安価。
プロペラが剥き出しなので危ないかと思われますが、プロペラサイズは極小なので回転中のプロペラを触っても怪我をすることはありません。
ただあまりにも本体重量が軽いので、屋内の飛行でも空調の風に流されてしまうので、操作は難しめです。
【室内でおすすめ】Holyton HT02W
HolytonHT02にカメラが搭載されたバージョン。
価格は倍程度になってしまいますが、超小型サイズを活かし、FPVで家の中を探検するように飛行できるのが魅力です。
【室内でおすすめ】Holyton HT06
本体が丸ごと球状のガードに覆われていて、安全性が抜群のドローンです。
カメラ非搭載で他の物と比べるとサイズは大きめではありますが、簡易的な障害物回避機能が搭載され、障害物回避機能を利用した送信機を使用しない操作が可能なので、小さなお子さんにおすすめのドローンです。
またLEDライトでガードが光るので、部屋を暗くして飛行させても楽しいと思います。
【室内でおすすめ】Potensic P7
室内で飛行させるには少し大きめのサイズですが、カメラ搭載の対戦型ドローンです。
他と比べ価格は高めなので数を揃えるのにお金はかかってしまいますが、カメラ搭載の対戦型ドローンというのは魅力です。
またサイズが大きめなので、他と比べ風に強く、少しの風であれば屋外での飛行も楽しめます。
【室内でおすすめ】Tomzon A31
プロペラがカラフルに光るドローン。
言ってしまえばそれだけなのですが、価格は他と大差ないので、少し変わったドローンが欲しい、暗い中で飛行させたい方にはおすすめ。
また簡易的ではありますがオプティカルフロー(飛行を安定させる機能)が搭載されているので、他と比べると安定した飛行ができると思います。
【室内でおすすめ】Ryze Tech(DJI) TELLO
ドローン業界最大手のDJIの技術協力により開発されたカメラ搭載型のドローンです。
室内で飛行させるには少し大きめのサイズ、プロペラもむき出しで小さなお子さんには危ないと思いますが、飛行の安定性が段違いです。
※プロペラを含め本体全体を覆うガードがサードパーティー製で販売されています。
どうして飛行が安定するのかというと、機体底面にビジョンポジショニングセンサー(他メーカーだとオプティカルフローセンサーとも呼ばれています)が搭載されているからです。
ビジョンポジショニングセンサーはカメラで機体のズレを検知し飛行を安定させるもので、高度を上げすぎると反応しなくなり機能しなくなりますが、室内では高度を上げるとこはないので十分に機能します。
またTELLOの魅力ともいえる点が、プログラミングで自動飛行モードを作成できる事です。
プログラミングとなると英語のコードを打ち込んで難しそうというイメージがありますが、アプリ上で簡単にできるようになっています。
こんな魅力的なTELLOですが1つだけ欠点があり、他と比べると価格が高い事です。
本体だけで1万円前後、また送信機(コントローラー)が付いておらず基本はスマホでの操作となります。
別売りで送信機はありますが、正規品を購入しようとなると本体+プロポで2万円程度のお金がかかってしまいます。
※正規品でなければ本体+送信機で15000円程度で揃えることも可能。
室内でおすすめのドローン まとめ
以上が室内でおすすめのドローンですががいかがでしたでしょうか。
コロナウィルスの影響で外出しづらい今だからこそ室内でドローンを楽しんでみてください。
中にはドローンが好きすぎて自宅に丸い輪っかを取り付けて、家の中をレース場と化している方もいらっしゃいます。
ただこういった方たちは大抵5.8Ghzの電波を使用しているマイクロドローンを飛ばしており、飛行させるには無線の免許が必要ですが、上記でご紹介したドローンはそういった事はありませんのでご安心ください。
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