EACHINEから久しぶりに新作ドローン【EACHINE EX5】が発売されました。
前モデルの「EACHINE EX4」は海外向けのモデルで、電波が5Ghz帯であったり技適マークを取得していない事から、banggoodなどの海外通販サイトでしか購入することが出来ませんでした。
ですが今回の「EACHINE EX5」は2.4Ghzの電波を使用し、技適マークも取得して日本向けにして販売されています。
EACHINE EX5
見た目はDJIのMavicMiniを意識したようなフォルムとカラーですが、重量は200g以上で航空法が適用される機体です。
価格はAmazonで25000円程度(2020年11月時点)で、コスパはぼちぼちいい方だと思います。
【EACHINE EX5】本体サイズ・重量・バッテリー性能
EX5はアームを折りたたみコンパクトにすることが出来ます。
アームを折りたたんだ時のサイズはおそらく16×20×5cm。
おそらくというのはサイズ表記が1つしかなく、アーム展開時で上記のサイズであればスペック的に小さすぎます。
アーム展開時は最低でも上記サイズに+10cmはあると思っていいでしょう。
重量は少しご紹介した通り229gと200g以上となっています。
EX5は重量から考えて、アメリカ向けに作られたモデルを日本向けにして販売しているのでしょう。
バッテリーは7.4V2200mAhの物を使用し、充電時間は約4時間となっています。
【EACHINE EX5】飛行性能
EX5はGPSとオプティカルフローが搭載されているので、屋外での飛行やGPSが受信できない屋内などでも安定した飛行が可能です。
また最高速度は25km/hとそこまで速くないですが、ブラシレスモーターが搭載されていますので、ある程度の風にも負けず力強く飛行できるでしょう。
その他飛行に関する基本性能は飛行時間25~30分に、最大飛行距離1000m(障害物・干渉なし)と優れていますが、飛行距離に関しては最大高度120m・FPV距離(映像受信距離)が90mとなっていますので注意が必要です。
【EACHINE EX5】カメラ性能
EX5は4Kカメラが搭載されており150°という超広角で撮影が可能です。
ただこの超広角というのは画面端が丸くなってしまうので好みが分かれると思います。
また50倍ズーム機能が搭載されており、単軸ではありますがジンバルが搭載されているので、3軸のものには及ばないものの滑らかな映像を撮る事ができます。
カメラアングルは送信機から変更可能(0°~45°)で、ダイヤル式ではなくボタンで変更する為、細かな調整は難しいかもしれません。
【EACHINE EX5】その他機能・操作モード
まず飛行に関する機能は
操縦者(送信機)を自動で追尾する「フォローミーモード」
操縦者(送信機)を中心に円を描くように飛行する「サラウンドモード」
アプリ上で指定して経路を自動で飛行する「ウェイポイントモード」
電波が途切れたりバッテリーが少なくなった際に自動で離陸場所に帰還する「ワンキーリターン」
ドローンの機首がどこを向いても操縦者の視点で操作出来る「ヘッドレスモード」
飛行以外の機能に関しては
ジェスチャーで動画や写真を撮影出来る「ジェスチャー機能」
撮影した動画や写真にフィルターをかけたり音楽を追加できる「編集機能」
操作モードはモード1・モード2と自由に変更可能です。
【EACHINE EX5】まとめ
コスパはぼちぼちいいのですが重量が200g以上というのがネックです。
MavicMiniみたいにバッテリーの容量を減らし、200g未満にして販売してくれてれば人気ドローンになったのではないでしょうか。
ただ1軸ではありますがこの価格でジンバル搭載機は珍しいので、そういった意味ではまだ需要があると思います。
【スペックまとめ・同梱物】
本体サイズ・重量 | 16×20×5cm(おそらくアーム収納時)・229g |
バッテリー | 7.4V2200mAh、充電時間:約4時間 |
飛行性能 | 飛行時間:25~30分、最大飛行速度:25km/h、最大飛行距離:1000m(障害物・干渉なし)、最大高度120m、FPV距離:90m |
カメラ性能 | 4Kカメラ、レンズ角度:150°、単軸ジンバル、50倍ズーム、アングル変更可能(送信機) |
その他機能 | フォローミーモード、サラウンドモード、ウェイポイントモード、ワンキーリターン、ヘッドレスモード、ジェスチャー機能、編集機能 |
操作モード | モード1・モード2 |
同梱物 | 本体、送信機、バッテリー×2、プロペラ×4、ネジ×4、USB充電ケーブル、ドライバー、説明書、※専用ケース(おそらく海外版のみ付属) |
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