今回ご紹介させて頂くのはC-Flyという会社のドローン「C-Fly Dream」
その名の通り、ある意味夢が詰まったドローンとなっています。
C-Flyという会社はあまり目にしませんが、ドローン大手のDJIと同じく中国の企業です。
C-Fly Dream
C-Fly Dreamは200g以上のドローンで、その性能はDJIのSPARKより若干劣る程度となっています。
価格はSPARKは5万円台で販売されているのに対し、C-Fly Dreamは性能が若干劣る程度で、3万円台で購入することができるコスパの良いドローンです!
ただ・・・
まだ日本向けに販売されていないので技適マークを取得してなく、使用している電波も5Ghz帯なのです(´;ω;`)
【技適マークについてはこちら】
ですので日本向けで販売されればという、ある意味夢が詰まったドローンです。
しかし気を付けてほしいのは、日本向けでないのにAmazonなどのネットショップでしれっと販売されていることです。
しかも何の説明もなくです!!
ドローンに詳しくない人だと騙されて購入してしまいそうです。
ただコスパはかなり良いので、今後日本向けに販売されることを期待してスペックを解説していきます。
あと何度かSPARKを引き合いに出しますので、SPARKの詳細スペックはこちらの記事から確認出来ます。

まずは本体サイズと重量
本体サイズは148mm×145mm×60mmに、重量はバッテリー込みで258gです。
SPARKは143mm×143mm×55mmで300gなのでほぼ一緒です。
見た目もSPARKそっくりで、中国の企業らしいというか(;^ω^)
実はC-flyという企業はDJIのMavic Proにも似た「C-Fly OBTAIN」というドローンも販売していて、DJIへの対抗意識がすごいです!
飛行性能は良い所もあり悪い所もあり
飛行に関してはオプティカルフローセンサーとGPSとGLONASSのデュアルGPSで、室内でも屋外でも安定した飛行ができます。
この点はSPARKと一緒ですね。
飛行距離・画像伝送距離は飛行1800mに画像1200mで、SPARKはどちらとも300mと圧倒的に上ですが、この距離は5Ghz帯の電波によるものなので、日本向けに販売された場合は2.4Ghzになると思いますので、この半分以下の距離になるのではないでしょうか。
飛行スピードに関しては完全にSPARKが上で「SPARK50km/h」「C-Fly Dream18km/h」と、本当にブラシレスモーターを搭載しているのか怪しくなるほど遅い・・・
200g未満のドローン並みのスピードですよ(;^ω^)
なのでスピードを出した迫力のある映像は撮れそうにないですね。
バッテリーはSPARKより劣る
バッテリーは11.4V1000mAhのLiPo3Sを使用し、最大飛行時間は約15分となっています。
それに対しSPARKは約16分飛行できてその差は1分しかありませんが、重量が重い事と1480mAhのものを使用していますので、SPARKに軍配があがります。
プロポのバッテリーは3.7V2600mAhのリポバッテリーを使用し、SPARKとはほぼ同等の性能です。
2軸ジンバル搭載のFHDカメラ
カメラの性能はピッチとロールの2軸のジンバルを搭載しアングルは0~-90°まで変更可能、そしてFHDの動画が撮れるスペックです。
このあたりはSPARKと同じですが、やはり価格が安いためSPARKより全体的に少しずつスペックが下がっています。
C-Fly Dream | SPARK | |
センサーサイズ | 1/2.7CMOS | 1/2.3CMOS |
レンズ | FOV110°42mm(35mm版換算) | FOV81.9° 25mm(35mm版換算) |
画像サイズ | 2560×1440 | 3968×2976 |
主な違いがある場所を表にしてみましたが、まぁ2万円程度価格の差があるので許容範囲ではないでしょうか。
あとカメラアングルはもちろんプロポから変更できますのでご安心ください。
その他機能は何がある?
GPSが搭載されているので基本的な自動飛行機能は備わっています。
被写体を自動で追尾してくれる「フォローミーモード」
ただC-Fly Dreamのフォローミーモードはプロポを持っている人のみ追尾します。
被写体を中心に円を描くように1周してくれる「フライアラウンドモード」
地図上でルートを指定その通りに飛行してくれる「ウェイポイントモード」
電波が途切れたりバッテリーが少なくなったりすると自動で帰還してくれる「自動帰還モード」
GOOD・BADポイント
GOODポイントなにより価格がやすいことでしょう!
5万円出してSPARKを買うはちょっと・・・という方にはちょうどいいのでは(*^-^*)
またSPARKの通常版はプロポが同梱されておらず、C-Fly Dreamであればプロポが同梱されているので余計なお金がかかりません。
BADポイントはスピードが遅いことですかね。
まぁもともと空撮はスピードを出すものではありませんが、空撮したいポイントに行くまでや、何かを追尾した空撮をしたい時に困りそうです。
まとめ・詳細スペック
まだ日本向けに販売されていないのは残念ですが、日本向けで販売されるとなるとかなり人気が出そうなドローンです。
まぁ個人で技適マークを取得して無線の免許も取れば飛行できますが、かなりお金がかかるのでそこまでする方はいないですよね(;^_^A
【詳細スペック・同梱物】
本体サイズ・重量 | 148mm×145mm×60mm、258g(バッテリー込み) |
飛行・画像伝送距離、飛行時間、最大速度 | 1800m・1200m、約15分、18km/h |
バッテリー | LiPo3S 11.4V1000mAh、 |
送信機 | モード1・2変更可能、バッテリー LiPo1S 3.7V2600mAh |
カメラ | 2軸シンバル(ピッチ・ロール)、アングル:0~-90°、1/2.7CMOSセンサー、FOV110°42mm(35mm換算)、ISO:写真100-1600・動画100-3200、画像サイズ:2560×1440、動画解像度:FHD1920×1080、MicroSDカード保存、 |
その他機能 | GPS/GLONASS、オプティカルフロー、フォローミーモード、フライアラウンドモード、ウェイポイントモード、自動帰還モード、ワンキー離陸/着陸 |
同梱物 | 本体、送信機、バッテリー、充電器、USBケーブル、予備プロペラ×2、アーレンキー×2、スマホホルダー、(セットモデル:追加でバッテリー×2、専用ケース) |
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