今回ご紹介するドローンは初めてご紹介するメーカーのドローンで【4DRC F3 ドローン】
4DRCがメーカー名、F3が商品名で、4DRCというメーカーは子供向けのドローンを販売している所を見かけた事はありますが、今回ご紹介するような大人向けのドローンを見かけたのは初めてです。
また4DRC F3 ドローンは現在はAmazonでのみ販売されているようで、商品動画を見る限り中国のドローンのようです。
中国と聞くと怪しいドローンではないのかというイメージがありますが、ドローン業界最大手のDJIやトイドローンで有名なHolyStoneも中国の企業です。
とは言っても怪しいものが多いのも事実です(;^ω^)
また今回このドローンをご紹介しようと思った理由として、商品説明に「国内認証済み」と記載されていたからです。
技適番号は記載されていなかったので100%信用できるという訳ではありませんが、大抵よくわからないメーカーのドローンは、技適マークが取得されていないので日本で飛行させることが出来ません。
ですがこの4DRCドローンは技適が取得されているという事なので、怪しいと思いながらもご紹介していきたいと思います。
4DRC F3 ドローン
Amazonでの販売価格は14000円程度(2020年8月時点)
上記画像のカラーリングはシルバーっぽく見えますが、商品動画を見るとグレーっぽい感じでした。
また専用ケースも付属されていて、GPS+オプティカルフロー搭載にバッテリーは2個同梱なのでかなりコスパがいいと思います。
【4DRC F3 ドローン】本体サイズ・重量・バッテリー性能
本体はアームとプロペラを折りたたむことができ、展開時のサイズは12.9×12.9×2.3インチ(約32.7×32.7×5.8cm)、収納時のサイズは7.0×4.7×2.3インチ(約17.7×11.9×5.8cm)です。
気になる本体の重量は171gと記載されていますが、おそらくこの重量はバッテリー抜きの重量だと思います。
その理由としてバッテリーは7.4V2000mAhという容量が大きなものが使用されていて、重量199g(バッテリー込み)のMavicMiniでさえ7.6V1100mAhです。
上記の事を考えると、残念ながら重量200g以上のドローンだと思われます。
200g未満であればMavicMiniに次ぐ性能の良いトイドローンになると思ったのですが、なかなかそう上手くはいかないですね(;^_^A
とは言っても重量200g以上でもコスパが良い事には変わりありません。
【4DRC F3 ドローン】カメラ性能
カメラは4Kカメラに120°の広角レンズが搭載されています。
詳しい画素数は不明ですが、4Kなので最低でも800万画素はあるという事になります。
流石にジンバルは搭載されていませんが、カメラのアングルは-90°~0°まで変更可能です。
変更方法は記載されていないのですが、商品動画を見て予測する限り手動だと思います。
あとどれ程補正してくれるのかはわかりませんが、光学手振れ補正も搭載されています。
また海外の怪しいドローンで技適マーク以外で気になる点「映像伝送に使用される電波」ですが、免許の必要がない2.4Ghzの電波が使用されていますのでご安心ください。
追記:カメラのアングルはー40°~0°までしか動かないみたいです。その代わりオプティカルフローで使用されているカメラで撮影ができて、真下のアングルも撮影可能です。ただ通常のカメラより画質は落ちると思います。
【4DRC F3 ドローン】飛行性能
4DRC F3はGPSにオプティカルフローが搭載されているので、屋外やGPSが受信できない屋内などでも安定した飛行ができます。
私の知る限りでは、この価格帯でGPSとオプティカルフローが両方搭載されている技適マーク付きのドローンは無いです。
また飛行時間も長く、バッテリー1つあたり30分飛行できるので合計60分の飛行が可能です。
飛行距離や映像伝送距離に関しては、最大飛行距離1000m、映像伝送距離300~500m、最大高度120mとなっています。
最大速度に関しては不明で、流石にブラシレスモーターまで搭載されていたら価格破壊なので、30km/h出ればいい方だと思います。
【4DRC F3 ドローン】その他機能・操作モード
まずは上記画像の「フォローミーモード」
上記画像では人を認識して追尾している感じですが、価格的に操縦者(送信機)を追尾するだけだと思います。
次に指定したポイントを円を描くように自動飛行する「サークルフライ」
指定したポイントに沿って自動飛行する「ウェイポイントモード」
バッテリーが少なくなったり電波が途切れたりすると自動で帰還する「オートリターン」
ジェスチャーで動画や写真を撮影出来る「ジェスチャーコントロール」
ドローンの機首がどこを向いて操縦者の視点で操作できる「ヘッドレスモード」
ボタン1つで離着陸できる「ワンキー離陸/着陸」
操作モードに関しては不明ですが、最近の機体は当たり前のようにモード1・モード2と変更出来るので、4DRC F3もモード1・モード2と変更出来ると思います。
【4DRC F3 ドローン】まとめ
価格と性能だけを見るとコスパ抜群の【4DRC F3】
重量が200g未満であれば(200g未満で確定という訳ではありませんが)、大人気のトイドローンになっていたと思います。
しかし気になるのは本当に技適マークを取得しているのかどうか。
流石に国内認証済みと記載しているので本当に取得していると信じたいですが、悪徳業者も多いですし送信機・本体のどちらかしか取得していないパターンもあり得ます。
まだまだ販売しているドローンが少なく謎の多いメーカーですが、こんなコスパのいいドローンを販売するのであれば、これからも随時チェックしていきたいと思います。
【詳細スペック・同梱物】
本体サイズ・重量 | 展開時:12.9×12.9×2.3インチ(約32.7×32.7×5.8cm)、収納時:7.0×4.7×2.3インチ(約17.7×11.9×5.8cm)・171g(おそらくバッテリーを含めいない重量で、含めると200gを超えると思います) |
バッテリー | 7.4V2000mAh Li-Po |
飛行・映像伝送距離・飛行時間 | 最大飛行距離1000m・映像伝送距離300~500m・約30分 |
カメラ性能 | 4Kカメラ、120°広角レンズ、光学手振れ補正、カメラアングル変更可能(-90°~0°・手動) |
その他機能 | GPS、オプティカルフロー、フォローミーモード、サークルフライ、ウェイポイントモード、オートリターン、ジェスチャーコントロール、ヘッドレスモード、ワンキー離陸/着陸 |
操作モード | 不明(おそらくはモード1・モード2と自由に変更出来ると思います) |
同梱物 | 本体、送信機、バッテリー×2、キャリングケース、本体用USB充電ケーブル、送信機用USB充電ケーブル、予備プロペラ×4、ドライバー |
コメント
海外サイトの情報ではバッテリー込みで240g
最高速度は30km/h、カメラのチルト角度は45度と書いてありました。
情報ありがとうございます。
やはり重量は200g以上ありますよね・・・。
それにしてもカメラの角度は動画で真下の映像を撮っていましたし、90°調整可能と記載されていたので改良されたのでしょうか。
海外サイトの情報ではカメラの画角が110度
バッテリーが1800mAhで飛行時間25分と2000mAhの2種類で
2000mAhの方は飛行時間の記載がなく
どちらも240gと書いてありましたが、2000mAhの方が数グラム重いと思います。
おそらくバッテリー増量モデルが日本で販売されているモデルで
改良型なのでしょう。