ドローンの飛行にあれば尚よい【気象の知識】

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ドローンを飛行させる際にはあらかじめ天気予報などを確認し、現地がどのような気象になるか予測して飛行計画を組む必要があります。

天候が雨であればフライトを中止にしたり、晴れであっても風が強そうと予測できれば後日にフライトをずらすなど、安全の為にも天気予報の確認は必須です。

天気予報でよく聞く気圧とは

地球の表面は空気で覆われていて、これを「大気」と呼びこの空気の層を「大気圏」と呼びます。

体で感じることはできませんが、空気も地球の引力に引かれている為重さがあります。

地表では地上の空気の重さの圧力がかかり、これを「気圧」と呼んでいます。

この圧力の高いところ・低いところが天気予報などでよく聞く「高気圧」「低気圧」となります。

風の正体は

風が強いや風が弱いなど肌で感じることができるので今日は風が強いと言われるとイメージできますが、では風とは厳密に言うと何なのでしょうか。

簡単に言うと「空気の流れ」です。

空気には圧力がかかっていますが均等に圧力がかかっている訳ではなく、圧力が低い所高い所があり、空気も水と一緒で圧力の高い所から低い所に向けて流れていきます。

この空気の流れを「風」と呼び、天候の変化に大きな影響を与えています。

風の強さ

風は気圧の高い所から低い所へ流れる空気の流れですが、傘が折れてしまうほどの風や、心地よいと思えるそよ風など、風に強弱があるのはなぜでしょうか。

風の強さは気圧の高い所(高気圧)と気圧の低い所(低気圧)の気圧差が大きく影響しています。

気圧の差(気圧傾度)が大きくなると風は強くなり、小さくなると風は弱くなります。

一般的に高気圧より低気圧の周りの方が気圧差が大きくなりますので、低気圧の周りは強い風が吹き、なかでも台風はとても低い気圧になりますので強い風が吹きます。

高気圧・低気圧が与える天候への影響

気圧差によって風が起きることはわかりましたが、天候にはどのような影響を与えるのでしょうか。

北半球上では高気圧は時計回りに中心から周辺に向けて風が吹き低気圧では反時計回りに周辺から中心に向かって風が吹きます。(南半球では逆になります)

そして「高気圧は下降気流」を発生させ「低気圧は上昇気流」を発生させます。

この上昇気流・下降気流が大きく天候の変化に影響を与えています。

 

上記画像は左が高気圧で右が低気圧です。

下降気流の中では相対湿度が低くなり雲ができにくく、その為晴れていて天気は安定し、上昇気流では雲が発生しやすく雨が降るなどして天気はよくありません。

雲の発生・雨が降るまで

先ほど上昇気流で雲が発生しやすいと説明しましたが、雲はどうやって発生するのでしょうか。

それは上昇気流で上昇した「水蒸気を含んだ空気」が膨張し飽和点に達し、雲を発生させています。

そして上空の気温は氷点下の為、氷となって落下していき、それらは落下していきながら衝突しながら成長し、気温が0度超えると溶け始めて雨となり地上に到達します。

冬など地上付近の温度が低く、気温が0度を超えずに溶けなかった場合は雪に、半分溶けてしまった場合はみぞれとなります。

雨を降らせる雲

雲には種類があり雨を降らせる雲や、今から天候が崩れそうと予測できる雲があります。

これを知っておくことにより、天気予報ではわからなかった詳細な天気を自分で予測できるようになります。

 

  • 巻雲西の空に現れてだんだん空に広がっていくときは、1日から2日後に天気が崩れる可能性があります。
  • 巻層雲巻層雲が空を覆うと翌日には天気が崩れてきます。「太陽や月にかさがかぶると雨になる」と言われますが、その時の雲は巻層雲です。
  • 巻積雲イワシ雲とも呼ばれ、高い所に点々と浮かぶ雲です。この雲が現れて広がると翌日には天気が崩れていきます。
  • 高層雲高さや形によりいろいろな種類がありますが、この雲がだんだん低く厚くなってくるといつ雨が降り出してもおかしくない状態です。
  • 高積雲少し低い空に点々と浮かぶ雲でヒツジ雲とも呼ばれ、この雲が空に増えて層状の高層雲が広がってくると雨が降り出すの時間の問題です。
  • 乱層雲雨を降らす雲で地上近くまで霧がかかったようになります。
  • 積乱雲この雲の下では時間的には短いものの、突風が吹いたり激しい雨が降ったり、落雷があったりして大荒れの天気になります。
  • 層積雲大きな雲の塊が群れをなし様々な形になります。曇天をもたらすが降水を伴うことは少ないです。
  • 積雲青空の低いところにポッカリと浮かんでいて、気圧が安定しているときに現れるので発達して悪天をもたらすことはありません。
  • 層雲最も低い所に浮かび霧をもたらす雲の代表格です。降水をもたらすこともあるが、霧雨のような粒の小さい雨である事が多い。

まとめ

ドローンを飛行させるには規制や操縦の知識でだけでなく、気象に関する知識もあれば尚よいです。

天気予報を確認すれば今日は晴れや雨、風が強い・弱いなどすぐ確認できますが、雲の動きや形の知識まで身に付けておくと、これから雨が降りそうや風が強くなりそうと判断することができます。

 

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