Potensicから久しぶりに新作ドローンが発売されました。
今回のドローンもコスパがいいのか気になるところですが、それよりPotensicで気になるのは・・・・技適マーク!
一応国内認証済みと記載されているのですが、技適番号の記載はありませんでした。
Potensicは何度も技適マーク関連で問題を起こしているので、ただ国内認証済みと記載しているだけでは信用できないですよね(;^_^A
せめて技適マークが印字されてる場所の画像とかあれば・・・。
まぁ技適マークに関しては信用するしかないので、スペックのご紹介をしていきます。
Potensic DREAMER 4K
見た目はDJIのPhantomをすっきりさせたような感じです。
送信機は珍しい形で、送信機の間にスマホ(モニター)を挟み込むようになっています。
価格はAmazonで30000円(2020年9月時点)となっていますが、10000円OFFのクーポンが発行されているので20000円で購入することができます。
【Potensic DREAMER 4K】本体サイズ・重量・バッテリー性能
本体サイズはDJIのPhantomのようなモデルであることから350×320×195mmと大きいです。
重量は航空法の規制が厳しい200g以上で約765gと結構重いです。
サイズも大きく重量もあって持ち運びが大変そうです(;^ω^)
バッテリーは3000mAhとしか記載されたおらず電圧はわかりませんが、機体の重量がそこそこあるので電圧は11Vくらいはあるのではないでしょうか。
充電時間は高速充電と記載されており、時間は約2時間とぼちぼち早い方だと思います。
【Potensic DREAMER 4K】飛行性能
飛行に関する機能としてはGPS搭載で、オプティカルフローは非搭載のようです。
また下記画像のような・・・
ダイナミックシステム!?
要はブラシレスモーターが搭載されていてパワーがありますよって事らしいのですが、パワーが上がる事によって何故画質がよくなっているかのは意味不明(;^ω^)
一応パワーがあるので風速8m/sまでは耐えれるようで、最大速度は36km/h出ます。(意外と遅い・・・)
飛行距離(映像伝送距離)に関しては最大800m。
飛行時間に関しては最大31分とかなり長いのですが、バッテリーは1つしか付属していません。(記事執筆時には予備バッテリーの販売はされていませんでした)
【Potensic DREAMER 4K】カメラ性能
【Potensic DREAMER 4K】の売りと言えるのはカメラでしょう。
SONYの1/3インチCMOSセンサーを搭載し、4K1300万画素の撮影が可能です。
ただ4Kで撮影出来るのは静止画のみで、動画は2688×1512 30fpsでおよそ2.7Kの解像度です。
レンズはFOV78°で、カメラアングルは0~90°変更出来るようになっています。
このカメラアングルですが、スペックに記載はないのですが送信機の上部分にダイヤルみたいなものがあるので、手動ではなく送信機から変更出来るかもしれません。
また【Potensic DREAMER 4K】はジンバルは搭載されていないのですが、代わりにカメラ部分と本体部分を繋ぐところに防振ボールが搭載されています。
防振ボールとはジンバルほどではないですが、撮影時のブレを軽減するパーツで、DJIのPhantomに防振ボールが搭載されている時期がありました。
ただジンバルと比べるとその性能は雲泥の差があるので、あくまでちょっとブレが軽減される程度と思ってください。
【Potensic DREAMER 4K】その他機能・操作モード
【Potensic DREAMER 4K】はGPSが搭載されているので様々な自動飛行機能が搭載されています。
万が一ドローンが墜落してしまった場合、ドローンが墜落した場所を確認できる「アンチロスト機能」
操縦者(送信機を持っている人)を自動で追尾する「フォローミーモード」
マップ上の指定したポイントへ自動で向かう「ウェイポイントフライト」
指定したポイントを円を描くように飛行する「サークルフライト」
ドローンの機首がどこを向いて操縦者の視点で操作できる「ヘッドレスモード」
ボタン1つで離着陸できる「ワンキー離陸/着陸」
離陸場所にドローンが自動で戻ってくる「リターンモード」
全ての機能においてですが【Potensic DREAMER 4K】には障害物回避機能が搭載されていないので、使用する際は周りには十分に注意してください。
操作モードは記載されておらず不明ですが、Potensicの機体はモード2のみのものが多いです。
ですがこれ位のスペックのものだと流石にモード1・モード2と変更出来るのではと予想しています。
また送信機はバッテリー搭載の充電式となっています。
【Potensic DREAMER 4K】まとめ
ジンバルは搭載されていませんが20000円でこの性能は安いのではないでしょうか。
ただ中途半端なスペックなので需要はあまりなさそうですが(;^ω^)
また付属品にプロペラガードがなく、重量が200g以上であるならプロペラガードを付けてほしかったですね。
この機体で飛行申請をする方は少ないと思いますが、プロペラガードないので密集地や30m以内の許可などは下りないのではないでしょうか。

【スペックまとめ・同梱物】
本体サイズ・重量 | 350×320×195mm・約765g |
バッテリー性能 | 3000mAh、充電時間約2時間 |
カメラ性能 | SONY1/3インチCMOSセンサー、解像度:動画(2688×1512 30fps)・静止画(3840×2160)、画素数:1300万画素、レンズ:FOV78°、カメラアングル変更可能「0~90°(送信機から可能?)」、防振ボール |
飛行性能 | GPS搭載、飛行時間:約31分、飛行距離(映像伝送距離):約800m、飛行速度:36km/h、耐風速:最大8m/s、ブラシレスモーター |
その他機能 | アンチロスト機能、フォローミーモード、ウェイポイントフライト、サークルフライト、ヘッドレスモード、ワンキー離陸/着陸、リターンモード |
操作モード | 不明(おそらくモード1・モード2と自由に変更可能?) |
同梱物 | 本体、送信機、バッテリー、ACケーブル、予備プロペラ×2、充電器、USB充電ケーブル(送信機用)、説明書 |
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