Holytonから新作のトイドローンが発売されました。
その名は【Holyton HS330】
小さなお子さん向けのトイドローンというのは今まで通り変わりませんが、今回はHT(Holyton)ではなくHS(HolyStone)の名前が付いています。
何故HS(HolyStone)なのかは見た目を確認すれば納得すると思います。
Holyton HS330
上記画像が「Holyton HS330」ですが、分かる人には分かりますよね。
そう、見た目が【HolyStone HS210Pro】と全く一緒なのです!
下記画像がHolyStoneHS210Proです。
HolyStoneのロゴがHolytonに変わっていますが見た目は全く一緒ですよね!
では見た目は一緒ですが、性能はどう変わっているのでしょうか。
【Holyton HS330】本体サイズ・重量・バッテリー性能
まず本体サイズはHolyStoneHS210Proと全く同じで82×90×27mmで、重量も変わらず33gです。
バッテリーも3.7V300mAhと同じものを使用し、充電時間は約40分というのも変わりません。
またバッテリーが3個付属していてお得という点も一緒で、いったいどこが「HolyStoneHS210Pro」と違うのでしょうか。
【Holyton HS330】カメラ性能
HS330のカメラ性能ですが・・・・
実はHS330にはカメラが搭載されていません。
「HolyStoneHS210Pro」でカメラが搭載されていた場所には、LEDライトが搭載されています。
このLEDライトは申し訳程度で、カメラがなくなって空いた所どうしようか?とりあえずLEDライトでも入れといたらっていう感じで搭載されたに違いありません(;^ω^)笑
【Holyton HS330】飛行性能
飛行性能ですが実は「HolyStoneHS210Pro」と比べて、バッテリー1つあたりの飛行時間が2分増え7分となっています。
ですのでバッテリー3個×7分で合計21分の飛行が可能となっています。
しかしバッテリーや本体サイズは変わらないのに飛行時間が増えているという事は、それだけカメラに電力を使用していたのか・・・。
それともしれっとバッテリーが進化しているのでしょうか。
追記:HolyStoneHS210Proのバッテリーと互換性がないらしいので、バッテリーが進化している可能性が高そうです。
飛行距離に関してはHS210Proと同じで50~80m(障害物や電波干渉なし)となっています。
ここまでだとバッテリー性能が少しよくなったカメラなしの「HolyStoneHS210Pro」ですが、ここからがHS210Proと大きく違う点です。
【HolytonHS330】障害物回避機能搭載
「Holyton HS330」には【障害物回避機能】が搭載されています。
Mavic2Proのような本格的な障害物回避機能と比べると精度は落ちますが、前後・左右・下方の5方向にセンサーが搭載されており、障害物を回避してくれます。
ですがこの障害物回避機能は少し曲者なのです。
それは「Holyton HS330」には送信機で操作できるリモコンコントロールモードと、送信機なしで操作できるハンドコントロールモードがあるのですが、ハンドコントロールモードでしか障害物回避機能を使用できません。
またMavic2Proなどの障害物回避機能では障害物に衝突しそうになるとドローンが止まる動作をしますが、「Holyton HS330」では避ける動作をするので、避けた先にまた障害物が・・・という事も起こりえます。
【Holyton HS330】その他機能・操作モード
「Holyton HS330」のその他機能ですが、詳細は載っていなかったのですが恐らくリモコンコントロールとハンドコントロールモード、どちらかでしか使用できない機能があると思います。
ではその他機能についてですが、まず上記のリモコンコントロールモードとハンドコントロールモード。
「リモコンコントロールモード」は通常のドローンと同じく送信機(コントローラー)で操作するモードです。
「ハンドコントロールモード」は障害物回避のセンサーを活かした操作モードで、手(障害物)を近づけるとドローンが避けるという性質を利用しています。
また特定の動作を取ることで色々な機能を使用する事もできます。
他には
ドローンが宙返りする「3Dフリップ」※両方
ドローンの機首がどこを向いて操縦者の視点で操作できる「ヘッドレスモード」※両方
操縦者のスキルに合わせてスピードが変えれる「3段階スピード調整」※リモコン
ボタン1つで離着陸できる「ワンキー離陸/着陸」※リモコン
ドローンをそっと放り投げて離陸させる事ができる「手投げテイクオフ」※両方
ドローンがその場で回転する「高速旋回モード」※ハンド
ドローンが円を描くように飛行する「ホバリングモード」※ハンド
※のあとのハンドやリモコンは使用できるモードを表していますが、こちらは上記で述べた通り詳細が載っていないので、他のトイドローン等の情報を参考にした予測となります。
操作モード(リモコンコントロールモード)に関しては、モード1・モード2と自由に変更可能で、デフォルトはモード2となっています。
【Holyton HS330】まとめ
障害物回避機能が搭載されている「Holyton HS330」は、プロペラ全体がガードで覆われており、小型で送信機(コントローラー)を使用せずとも操作出来るので、小さなお子さんにおすすめのトイドローンです。
また送信機での操作も出来るので、大人の方も練習用のドローンとしても兼用する事ができます。

【詳細スペック・同梱物】
本体サイズ・重量 | 82×90×27mm・33g |
バッテリー | 3.7V300mAhカートリッジ式、充電時間約40分 |
飛行性能 | 最大操作距離:50~80m(障害物や干渉なし)、最大飛行時間:約21分(バッテリー3個)、最大飛行速度:不明 |
カメラ | 非搭載 |
その他機能 | 障害物回避機能(前後・左右・下方)、3Dフリップ、ヘッドレスモード、3段階スピード調整、ワンキー離陸/着陸、手投げテイクオフ、高速旋回モード、ホバリングモード、リモコンコントロールモード・ハンドコントロールモード |
同梱物 | 本体、送信機、バッテリー×3、USBケーブル×2、マニュアル、ドライバー、プロペラ用具 |
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