2018年Holy Stoneから販売された200g未満のドローン「Holy Stone(ホーリーストーン)HS110D」が、2020年5月から仕様変更し再販されました。
どう変わったのか旧モデルと比べながらスペックをチェックしていきたいと思います。
しかし最近のHolyStoneはHolyStoneF181Wといい、旧モデルをリメイクして販売していますね。
リメイクも嬉しいですが、個人的には完全新作のトイドローンを早く販売してほしいです(*^-^*)
Holy Stone(ホーリーストーン)HS110D
HolyStoneHS110Dの見た目はDJIのPhantomにそっくりで、旧モデルと新モデルでは見た目では違いがなさそうです。
名称も同じHolyStoneHS110Dのままなので、購入するときは間違えてしまいそうですね(;^ω^)
【HolyStoneHS110D】本体サイズ・重量・バッテリー性能
本体サイズは旧モデルと同じく322×322×91mmで、DJIのPhantomくらいの大きさがあります。
ですが重量はPhantom程はなく200g未満の149gです。
旧モデルは145gだったので若干太ってしまいましたね(^-^;
バッテリー性能は3.7V1000mAh LiPOバッテリーのカートリッジ式で、充電時間は約120分と旧モデルと変わりはないです。
なので最大飛行時間も変わらず約10分なのですが、新モデルはバッテリーが2個同梱されているので合計約20分の飛行が可能です。
【HolyStoneHS110D】飛行性能
飛行性能は気圧センサーにより自動でホバリング、GPSなし・オプティカルフローなし。
最大飛行距離約150m、最大映像伝送距離100mと旧モデルと変わりはなさそうです。
今のところバッテリーが2つになっただけでスペック面で変更がないですね(;^_^A
ではカメラの性能はどうでしょうか?
【HolyStoneHS110D】カメラ性能
カメラ性能は1080pのHDカメラで、旧モデルは720pだったのでようやくスペック面でパワーアップした所がありましたね。
レンズは旧モデルと同じく120°の広角で、カメラを取り外せるという機能はそのまま残っているようです。
またカメラの機能としてジェスチャー撮影機能が搭載されました。
送信機を使用せずとも、手をパーにすると写真を撮影し、手をグーにすると動画を撮影してくれます。
【HolyStoneHS110D】その他性能・操作モード
その他機能も若干変更があります。
まずは新しく追加された機能で、上記でも述べた「ジェスチャー機能」
そしてモニター(アプリ)上に軌跡を描きその通りに飛行してくれる「軌跡飛行モード」
あとは操縦者のスキルに合わせてスピードが変更が出来る「5段階スピード調整」※旧モデルは4段階
旧モデルからあるものは
トイドローンでは定番のドローンが宙返りする「フリップモード」
ボタン1つで離陸・着陸が出来る「ワンキー起動/着陸」
機首がどこを向いていても操縦者(プロポ)の向いている方向で操作が出来る「ヘッドレスモード」※旧モデルでの名称はオリエンテーションモード
スマホでドローンが操作出来る「スマートタッチモード」
スマホを傾けてドローンを操作する「体感操作モード」※旧モデルでの名称はチルトモード
操作モードは旧モデルと同じくモード1・モード2と自由に変更できます。
【HolyStoneHS110D】送信機の下の表示は何?
送信機の下にはなにやらランプやボタンがありますが、これは機体の状態表示と各種ボタンとなっています。
左側がメーターみたいなものが「4段階あるスピード表示」・・・・であったのですが、新モデルは5段階になったのでどうなるのでしょうか(;’∀’)
そしてその左側にあるボタンがスピード調整ボタンです。
右側のボタンはワンキー起動/着陸に関するボタンで、その左側にあるランプがヘッドレスモードやカメラ状態などのランプとなっています。
【HolyStoneHS110D】まとめ
スペックは思ったほどパワーアップしていませんでしたね(;^_^A
ですが価格は旧モデルが9000円程度(2019年9月時点のAmazonでの価格)で、新モデルは7700円(2020年5月時点のAmazonでの価格)とパワーアップしているのに安くなっています。
この価格であれば基本的な機能は搭載されていているので、大きめのドローンを飛ばしてみたいという初心者の方にはおすすめです。
またGPSやオプティカルフローが搭載されていないので、中~上級者の練習用としてもいいのではないでしょうか。
しかし外観が変わっていない事から、プロペラガードを取り付けて空撮した場合、プロペラガードが映りこんでしまうという欠点は直ってないのでしょうね(-_-;)
またプロペラガードを取り外しても、前進飛行中だと機体が前に傾きプロペラも映り込んでしまうこともあるそうです。
まぁドローン最大手のDJIが作ったPhantomでも起こっていたので、こういった形のドローンの宿命ですかね・・・。
あと同梱物ですが旧モデルでは替えのスキッドとSDカードが同梱されていたのですが、新モデルではなくなっています。
スキッドはいいとしてSDカードはあってほしかったですね。
また記載ミスだとは思うのですが、バッテリー充電用のケーブルが同梱されていない事になっています。
ですが同梱物の画像を見るとケーブルは写っていないので、もしかすると本当に同梱されていないのかもしれません(・_・;)
【詳細スペック・同梱物】
重量 | 149g |
サイズ | 322mm×322mm×91mm |
バッテリー | 3.7V1000mAh LiPoカートリッジ式、充電時間約120分 |
飛行時間 | 約10分 |
操作・映像伝送距離 | 約150m、約100m |
操作モード | モード1・モード2 |
カメラ | 1080pHDカメラ、120°広角レンズ |
機能 | ジェスチャー機能、軌跡飛行モード、5段階スピード調整、スマートタッチモード、体感操作モード、フリップモード、ワンキー起動/着陸、ヘッドレスモード |
同梱物 | 機体×1、送信機×1、バッテリー×2、カードリーダー×1、予備プロペラ×4、予備プロペラガード×6、ドライバー×1、スマホホルダー×1、説明書×1 |
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