200g未満のドローンで最強と名高い【HolyStone(ホーリーストーン)HS120D】と、HS120Dと比べ価格は安いが少し性能が落ちる【HolyStoneHS110G】
HS110Gも最強とは言えないがかなりの性能で、結局どちらがおすすめなのか性能を比較しながらご紹介していきたいと思います。
価格と同梱物を比較
どちらも2019年に発売されたトイドローンで、HS110Gに限っては9月に発売されたばかりの最新ドローンです。
価格はAmazonでHS120Dが20000円程度、HS110Gが17000円程度となっています。
ではこの3000円の差はどこにあるのでしょうか。
まずは同梱物からチェックしていきましょう。
本体、送信機、バッテリー×2、予備プロペラ×4、予備スタンド×2、USB充電ケーブル、説明書と基本的なものは全く同じで、その他付属品に違いがあります。
HolyStoneHS120D | HolyStoneHS110G |
機体バッテリー用充電器 | 収納ケース |
8GBマイクロSDカード |
110Gの収納ケースは単品で販売していませんが、HolyStoneの他の専用ケースだと価格は2000円程度。
それに対しHS120Dは充電器が単品で2000円程度で同等。
SDカードが約1000円だとして、残り2000円分の差は性能のどこにあるのでしょうか。
飛行性能を比較
本体重量はHS120Dが数十グラム重く、本体サイズは高さや横幅の違いはありますが、おおざっぱに言って大体一緒です。
他に違いがある所は・・・
HolyStoneHS120D | HolyStoneHS110G | |
飛行・画像伝送距離 | 300m・150m | 300m・150m |
飛行時間 | 32分(バッテリー2個分) | 25分(バッテリー2個分) |
GNSS | GPS+GLONASS | GPS+GLONASS |
操作モード | モード1・モード2 | モード1・モード2 |
その他機能もほぼ一緒で違いがあるのは飛行時間だけです。
7分の違いは大きく、これだけで残り2000円分の差が埋まるくらいです。
ではもう他に違いがないのか、まだどこかに違いがありどちらかのドローンがコスパがいいのかという事になります。
カメラ性能比較
カメラはHS110Gは不明ですがHS120Dは取り外すことができます。
HS120Dはカメラを取り付けると200gを超えてしまいますが、取り外しが出来る事でうまく航空法の規制をすり抜けています。
ではそんなカメラ性能ですが・・・
HolyStoneHS120D | HolyStoneHS110G | |
カメラ | 1080pFHD | 1080pFHD |
レンズ | 広角120° | 広角110° |
ジンバル | なし | なし |
カメラアングル | 0~75°変更可能 | 変更不可 |
レンズの角度は好みであると思いますので除外しますが、カメラアングルが変更出来る点は大きな違いです。
ドローンといえば高い所から見下ろす俯瞰の画が魅力なので、空撮目的でドローンを購入される方にとってこれは大きな差です。
という事は完全にHS120Dの方が価格に対してコスパがいいという事になりますね。
まとめ
さすが200g未満最強のドローンと言われるだけあってHS120Dはコスパがいいですね!
この記事を読んでしまったらあまりHS110Gを購入する意味がなくなってしまいますが、HS120DとHS110Gの詳細スペックは下記記事にてご紹介してますので、興味があればご覧ください。


ですが最強と呼ばれるHS120Dも10月後半にはその座から転落するかもしれません。
それはMicro Drone4.0が販売されるからです!
Micro Drone4.0は200g未満のドローンでは初のジンバルが搭載された機体です。
ジンバルがあるのでHS120Dより綺麗な映像を撮れることは間違いないのですが、送信機込みだと3万円台後半の価格なので、その1万数千円という差額にジンバルの価値を見出せるかは人によって様々でしょう。
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