謎の小型トイドローンが販売されていたのでご紹介いたします。
その名は【HolytonHT02】
トイドローンで有名な【HolyStone】ではなく【Holyton】!?
HolyStoneのパクリ商品かと思いましたが、どうやらHolyStoneが出している新たなブランドと思われるので、まずはその理由についてご説明いたします。
【Holyton】とは
Holytonですが、まずそのまま検索すると中国のHolyton(ホリトン)ホテルが出てきます。
HolyStoneはホテル業もやってる!?
たまたま同じ名前なのか、中国(HolyStoneは中国の企業)という事で何か関係あるのかはわかりませんが、どうやらHolyton名義で販売されているドローンは、今回ご紹介する【HolytonHT02】のみのようです。
まずHolytonHT02という名前についてですが、HolyStoneのドローンの商品名は「HolyStone+〇〇アルファベット+〇〇数字」という商品名がついています。
例えばHolyStoneHS210等ですが、HolytonHT02も商品名の付け方が酷似しています。
ちなみにですがアルファベットの部分は製造している?メーカー名で、HSだとHolyStoneで昔は「F」と付いているモデルも沢山販売されていました。
なのでHolyton=HTという部分でも酷似しています。
次に商品紹介の仕方が酷似している点です。
Amazonでの販売ページを見てもらえるとサイトの構成が似ており、また下記のような商品紹介の画像を見ると文字のフォントが同じです。
最後にHolytonからHolyStoneの製品が販売されている事です。
この点がHolyStoneの新たなブランドだと思う決め手になりました。
基本的にHolyStoneのドローンは他社に卸してなく、自社(正規代理店含む)で販売しているので、パクリであればHolyStoneの製品を販売している事はない・・・・
と思っていますが、なんらかの方法でHolyStoneの製品を販売している可能性はあるので絶対とは言い切れませんが、今からご紹介するHolytonHT02のコスパから考えてHolyStoneの新たなブランドだと思われます。
HolytonHT02
HolytonHT02は記事冒頭の画像のトイドローンで、本体を送信機に収納できるほどの小型のトイドローンです。
HolyStoneは以前にも同じような下記画像のHolyStoneHS190というトイドローンを販売しており、HT02はHS190と比べるとスペックが良くなり価格も安くなっています。
参考価格¥3000(Amazon2020年6月時点)
【HolytonHT02】本体サイズ・重量・バッテリー性能
送信機に収まる本体のサイズは115×80×45mmと・・・・?
ん?このサイズ表記おかしくない??
商品画像に手のひらに収まっている画像があるのでこのサイズはおかしいのでは。
いやしかしギリギリ手のひらに収まるサイズではあるので、本当にこのサイズなのかプロペラガード込みのサイズなのかは不明です。
重量は19gと500円玉3枚(21g)より軽く、バッテリーは3.7V220mAhのものを使用しており、約8分の飛行が可能です。
【HolytonHT02】飛行・カメラ性能
流石に約3000円という低価格のモデルなのでカメラは搭載されておらず、飛行性能も自動でホバリングできるというだけで、オプティカルフローなどの飛行を安定させる機能は搭載されていません。
また重量も軽く風にあおられやすいので完全に室内で飛行させるモデルと言えるでしょう。
飛行距離は約30mと私的には思ったより飛ばせるなと感じています。(10~20m位だと思っていました)
【HolytonHT02】その他機能・操作モード
その他機能は価格が価格なので少なめです。
ドローンが宙返りする「3Dフリップ」
ボタン1つで離着陸できる「ワンキー離陸/着陸」
ボタン1つでドローンが離陸場所に戻ってくる「ワンキーリターン」
操縦者のスキルに合わせてスピードが変えれる「スピード調整」
ドローンの機首がどこを向いても操縦者の視点で操作できる「ヘッドレスモード」
操作モードはモード1・モード2と自由に変更可能です。
【HolytonHT02】まとめ
3000円で24分飛行出来て送信機に収まる小型サイズ。
また紹介動画を見る限り小型だからといって飛行の安定性が悪いようには感じませんでした。
なのでとてもコスパのいいトイドローンだと思います・・・・が、1つだけ欠点があります。
それはバッテリーがコネクタ式という事です。
最近のトイドローンはカートリッジ式のバッテリーのものが多いですが、HT02は小型であるためかコネクタ式となっており、抜き差しする際にコードが断線してしまう可能性があります。
気を付けて抜き差しすれば問題ありませんが、小さなお子さんが使用しそうな機体なので、バッテリーの取り換えだけは大人の方がやってあげるとよさそうです。
【詳細スペック・同梱物】
本体サイズ・重量 | 115×80×45mm・19g |
バッテリー | 3.7V220mAh、充電時間約30分、コネクタ式 |
飛行時間・距離 | 約8分・約30m |
カメラ | なし |
その他機能 | 3Dフリップ、ヘッドレスモード、スピード調整、ワンキー離陸/着陸、ワンキーリターン |
操作モード | モード1・モード2 |
価格 | ¥3000(Amazon2020年6月時点) |
同梱物 | 本体、送信機、バッテリー×3、USB充電ケーブル×2、予備プロペラ×4、プロペラガード×2、マニュアル、ドライバー |
特記 | 送信機の使用には単四電池(アルカリ電池推奨)が3本必要です |
コメント
中国の清遠市にHolyton International Hotelというホテルがありますが
どんな意味なんでしょうね。
最近、京商からオプティカルフロー搭載のドローンが2機種出てますね。
若干割高ですが、小さな子供に進めるならこっち勧めますね。
国内メーカーの安心感と、オプションパーツの手に入りやすさはは魅力です。