HolyStone(ホーリーストーン)から久々に200g以上のドローンが販売されましたね!
久しぶり過ぎてもう200g未満のドローンしか販売しないのかと思ってました(^▽^;)
価格はAmazonで30000円程度。
200g以上のドローンでは安価な方ですが性能はどんな感じなのか、これからチェックしていきたいと思います。
HolyStone(ホーリーストーン)HS720
見た目はなんとなくDJIのMavicに似ています。
似ているのでもちろん同じようにアームも折りたたむことができます。
プロポも似ていますが、モニターはプロポ上部に取り付けて下部は持ち手になっています。
そして嬉しいことに専用ケースが同梱されています。
ただバッグに入れているだけだとボディに細かな傷が付いたり、プロペラが曲がったりカメラレンズが傷ついたりする恐れがあるのでケースは必須です。
【飛行性能】GPS+オプティカルフロー
まずはGPS(GPS+GLONASS7のデュアルGPS)が搭載されているので屋外でも安定した飛行が出来ます。
またGPSが搭載されることにより多彩なインテリジェント機能が使用できます。
室内や山奥などのGPSが繋がらない場所では飛行が不安定になりますが、その点はオプティカルフローが搭載されているのである程度まで安定した飛行ができます。
オプティカルフローとは機体底面に搭載されているカメラで機体のズレを検知し飛行を安定させる機能ですが、高度を上げすぎたり(HS720では5m程度)水面の上などカメラで検知しづらくなります。
しかしオプティカルフローが機能しやすいように、底面にはフィルライトが搭載されて対処はされています。
飛行速度に関しては200g未満のドローンと違いブラシレスモーターが搭載されているので、最高速度は36km/hまで出すことができます。
ブラシレスモーターなので少しぐらいの風であれば安定した飛行ができますが、風速5km/h以上の場合は飛行は控えるようにしましょう。
本体サイズ・重量・バッテリー性能
本体サイズはアーム展開時336mm×370mm×56mmで、アーム収納時が173mm×104mm×54mmで、折りたたみ式のドローンにしては大きい方でしょうか。
重量はバッテリー込みで460gでMavic air並みの重量があります。
バッテリー性能は7.4V2800mAhと容量は大きめなので約26分の飛行が可能となっています。
ただ充電器の性能が悪いのか満充電には約5~7時間かかるそうです(;^_^A
今のところ予備のバッテリーの販売はありませんが、複数個バッテリーを持っていたら充電するのにまる一日かかってしまうので、別売りで急速充電器も販売してほしいですね。
【カメラ性能】アングル変更可能な4Kカメラ
HS720は4K映像を撮る事ができます。
というより今では200g未満のドローンでも4K映像が撮れるものがあったりと、200g以上では4Kが撮れることが当たり前のスペックになっています。
ですのでどこでカメラ性能の差が付くのかというと、センサーサイズや絞りやシャッター速度を変更出来たり、ズーム機能が搭載されているかなどになります。
ですがHolyStoneHS720にはそういった記述はなく、価格の事を考えると上記機能は搭載されていないでしょう。
他に差が付くポイントがカメラのブレを防いでくれる「ジンバル」で、この価格帯で搭載されてる日本向けのドローンはまだないと思われます。
HS720もジンバルに関しては記載がないのですが、下記画像を見るとジンバルの説明をしているようにもとれます。
もしジンバルが搭載されているようでしたらかなりコスパの良いドローンになり、ジンバルがないと普通のドローンに成り下がってしまうので重要なポイントです。
カメラの他の性能に関してですが、レンズは110°と広角でアングルはプロポから0~ー90°変更可能です。
※追記:HS720を実際に飛行させている動画を見つけたのですが、見る限りジンバルは搭載されていないような映像でした。
残念です(-_-;)
その他機能・操作モード
HS720はGPSが搭載されているのでぼちぼちその他機能が搭載されています。
ボタン1つで離着陸ができる「ワンキー離陸/着陸」
操縦者のスキルや撮影方法に合わせてスピードが変更出来る「2段階スピード調整」
バッテリー残量が少なくなったり電波が途切れたりすると自動で帰還する「リターンモード」
対象物を中心に回転し続ける「ホバリングモード」
操縦者を自動で追尾してくれる「フォローミーモード」
モニター上で指定した飛行経路通りに自動で飛行してくれる「ウェイポイントモード」
以上がその他機能で、操作モードはモード1・モード2と変更可能です。
GOODポイント・BADポイント
とくに目立った機能はないのですが、もしジンバルが搭載されていればかなりコスパのいいドローンになり、そこがGOODポイントとなるでしょう。
BADポイントは充電時間が長いことです。
約26分飛行させる為に最低でも5時間は充電しないといけないので、時間が無い時はとても困ります。
※追記:ジンバルは搭載されていなさそうなのでGOODポイントはとくになく、普通のドローンになりますね(;^ω^)
まとめ・詳細スペック
HolyStoneが久しぶりに出した200g以上のドローンですが、価格は安いですがジンバルがあるかないかで評価が大きく変わってきます。
ジンバルについては分かり次第記載させていただきます。
※追記:ジンバルは搭載されてなさそうです(-_-;)
200g未満のドローンだとコスパのいいものばかり出していたHolyStoneですが、200g以上になるとDJIに勝てるところはまだ出てこないですかね。

【詳細スペック・同梱物】
本体サイズ・重量 | アーム展開時:336×370×56mm、アーム収納時:173×104×56mm・460g(バッテリー込み) |
飛行距離・時間、最高速度 | 800~999m・約26分、36km/h |
バッテリー | 7.4V2800mAh、充電時間約5~7時間 |
カメラ | 4K、静止画解像度不明、アングル変更可能(0~ー90°)、ジンバルなし |
その他機能 | ワンキー離陸/着陸、2段階スピード調整、リターンモード、ホバリングモード、フォローミーモード、ウェイポイントモード |
操作モード | モード1・モード2 |
同梱物 | 本体、送信機、バッテリー、収納ケース、充電器とUSBケーブルセット、予備プロペラ×4、ドライバー、マニュアル |
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