「HolySton(ホーリーストーン)HS170」は、日本で首相官邸にドローンが墜落しドローンという言葉が広まってきた2015年に販売された、ドローン時代の礎となった名機です。
さすがに2019年に発売されたドローンと比べるとスペックは太刀打ちできませんが、2015年のドローンはこんな感じだったんだと、ドローンがどれだけ成長したのか比較して頂ければと思います。
Holy Stone(ホーリーストーン)HS170
今見てもかっこいいと思えるデザインで、足が最近のものとは違い特徴的です。
着陸の衝撃を吸収してくれそうな構造ですが、なぜ無くしてしまったのでしょうか。
そして機体前面にはLEDランプが付いていて光ります。
暗い中で飛ばすとかっこよさそうですね!
そんなHS170の飛行性能ですが・・・
【飛行性能】自動でホバリングしない
この時代のトイドローンは自動でホバリングしない事の方が当たり前で、これだけでもドローンが進歩しているのがわかりますね。
飛行距離は40~60mと2019年のトイドローンと同じくらいです。
飛行スピードは記載がありませんが、こちらの動画レビューを見る限り割と出ています。
屋外なのに結構安定して飛行していますね。
さすがHolyStoneのトイドローン!
カメラは・・・搭載されていない
カメラは搭載されていないので空撮やFPV飛行が出来ません(´;ω;`)
ですので改造してカメラを搭載させていた方も結構いたみたいです。
2019年時点ではHS170は4000円台で購入できるのですが、4000円あれば今ではカメラ付きのドローンが購入できるのでここも大きな進歩ですね!
バッテリー性能はどう違う?
バッテリーは3.7V350mAhのリポバッテリーを使用しコネクタ式となっています。
飛行時間は約7分とバッテリー性能は2019年のものと変わりませんね。
ただ最近はトイドローンでもカートリッジ式のバッテリーが増えていますので、ここは進歩?なのでしょうか。
私はこれくらいのトイドローンであれば、他機種のバッテリーでも代用が利くコネクタ式でいいのではと思っています。
本体サイズと重量
本体サイズは135mm×135mm×40mmで重量は42gです。
サイズや重量は小さく軽くなればいいというものではないので、ここは今のトイドローンと比較しても仕方ないですね。
HS170から半年後くらいには手のひらに納まる小さなトイドローンも発売されるので、小型化するという技術はあったのでしょうね。
その他機能はどうなの?
トイドローン初期からドローンが宙返りする「3Dフリップ」は搭載されていました。
今だにカメラの搭載されていないドローンで、3Dフリップは何に使用するのだろうと思ってしまいます(;^ω^)
他には機首がどこを向いても操縦者の視点で操作できる「ヘッドレスモード」
他にはボタン一つでドローンが戻ってくる「ワンキーリターン」や操縦者のスキルに合わせてスピードが変えれる「3段階スピード調整」が搭載されています。
今でも当たり前のようにある機能もこの頃から搭載されていたんですね!
操作モードに関してはモード1かモード2固定で、操縦モードに合わせてどちらかを購入するという形でした。
現在では当たり前のように操作モードを変更できますので、ドローン本体だけでなくプロポも進歩していますね!
あとHS170のプロポは単三電池を6本使用することから意外と重く、現在はそんな本数を使用することはないのでここも進歩ですね(*^-^*)
GOOD・BADポイント
現在のドローンのスペックで答えさせて頂くと、明らかにスペック不足で物足りないと感じるでしょう。
ですが自動でホバリングしませんので、練習用と使用するのであればまだまだ需要がありそうです。
また昔のドローンはこんな感じだったんだと味わうためにもいいのではないでしょうか。
まとめ・詳細スペック
ドローン時代の礎となった名機、一度は操縦してみたいですね!
「一度」は!
私は性能が良い方が好きなので本当に一度だけ操縦できれば満足です(笑)
ただ自動でホバリングしないので操縦し続ければ、かなりの操縦スキルアップにはなると思いますよ!
【Holy Stoneの200g未満のドローン一覧】

【詳細スペック・同梱物】
本体サイズ・重量 | 135mm×135mm×40mm、42g |
バッテリー | 3.7V350mAh(コネクタ式) |
飛行距離・時間 | 40~60m、約7分 |
操作モード | モード1かモード2固定(モード1タイプとモード2タイプが販売されています) |
その他機能 | 3Dフリップ、ヘッドレスモード、ワンキーリターン、3段階スピード調整 |
同梱物 | 本体、送信機、バッテリー、USBケーブル、プロペラ×4、ドライバー、説明書 |
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