【ドローンの機能と単語一覧】この機能は何?この単語はどういう意味?

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ネットショップなどでドローンを購入しようとスペックを見ていたら、国内認証済みやヘッドレスモードやよくわからない単語が多いと思いませんか。

しかもその単語について説明していない事も多々あり、初心者の方はどのドローンを選んでいいか困ってしまいますよね。

今回はそのよくわからない機能や単語を解説していきたいと思います。

ドローンの機能と単語一覧

ドローンにはたくさんの機能があり、同じ機能であってもメーカーによってその名称が違うものがあります。

例えばよくある「フリップモード」というドローンが宙返りする機能ですが、これだけでも「フリップモード」「3Dフリップ」「宙返りモード」などと沢山の呼び方があります。

その為すべては把握しきれないですが、コメント欄などにこの機能や単語がわからないと記載頂ければ、随時追加していきますのでよろしくお願いします。

記載順はアルファベット・漢字など関係なく、日本語読みのあいうえお順で記載してるにゃ

アクティブトラックモード

被写体を自動で追尾する機能です。

この機能はカメラの制御によって行われていますので、被写体と似ているものが近くにあったり被写体が隠れてしまうと追尾が終了してしまう可能性があります。

ですがフォローミーモードと違いドローンの高度が変わりますので、高低差があるところでも追尾可能です。

A(ATTI「アッチ」)モード

DJIのドローンに搭載されている飛行モードで、AとはATTI(姿勢)の略称でよくアッチモードと呼ばれています。

ATTIモードとは簡単に言うと気圧センサー以外がオフになり飛行速度の制限が解除されるモードです。

MavicにはGPSや障害物検知センサーが搭載されていますが、ATTIモードにするとそれらセンサーがオフになり、GPSの制御がなくなるので滑らかな動きが出来るようになります。

インテリジェントフライトモード

インテリジェントとは「知性がある」「賢い」という意味で、主にドローンでは自動飛行モードの事を指します。

ウェイポイントモード

モニターの地図上にルートを描き、その通りに自動飛行してくれる機能です。

基本的にはGPSによって制御されているので、GPSが繋がらない場所では機能せず、GPSの精度が悪いとルート通りに飛行してくれません。

また機種によってはGPS制御ではなく、軌跡飛行の事をウェイポイントモードと記載されています。

オプティカルフロー

オプティカルフロー

ドローンの底面に付いているカメラで機体を安定させる機能です。

カメラによって機体のズレを検知し、もとに戻そうとすることで安定化しています。

高度が高すぎたり、水面などカメラが上手く検知できない場所では作動しない事もあります。

またオプティカルフローのカメラを利用して撮影出来る機体もあります。

音声制御

音声でドローンを制御できる機能。

そのほとんどは英語で反応し、制御できる行動は離陸や着陸などの簡単なものです。

気圧センサー

気圧を検知しドローンの高度を測る機能です。

この気圧センサーによってドローンは自動でホバリングできるようになっています。

昔は自動でホバリングできないドローンもありましたが、最近のドローンには当たり前のように搭載されています。

軌跡飛行

モニター上に軌跡を描きその通りに自動飛行してくれる機能です。

ウェイポイントモードとは違い地図上にルートを描くのではなく、カメラに映っている映像の上に軌跡を描きます。

緊急停止

文字通りドローンが緊急停止する機能です。

ただ移動していたドローンが止まる急ブレーキのような機能ではなく、プロペラ自体が止まるので=墜落という事になります。

墜落しても安全(壊れない)な、安価で小型なドローンに搭載されていることが多いです。

クイックショット

DJIのドローンに搭載されている、自動でプロのようなカメラワークが出来る機能で、モニター上のアイコンをタップするだけで自動で飛行・撮影してくれます。

クイックショットには何種類かありますが、SモードやAモードでは使用できず、Pモードでしか使用できませんので注意してください。

国内認証済み

Amazonなどのネットショップで販売されているドローンの説明文によく記載されている「国内認証済み」

日本には電波法というものがあり、その基準をクリアしたものは技適マークを取得できるのですが、その技適マークを取得しているドローンが国内認証済みと記載されています。

昔は国内認証済みと記載されている事はなかったのですが、技適マークを取得していないドローンが多数販売されている事から、国内認証済みと記載されるようになったと思われます。

ちなみに技適マークを取得していないものを販売しても違法とはならず、使用した場合違法となります。

サークルフライモード(その他名称:サークル飛行・ホバリングモードなど)

特定のポイント、もしくは操縦者(送信機)を中心に円を描くように自動飛行する機能。(ドローンの機首は常に中心を向いて飛行)

機種によっては円の大きさを調節できます。

GPS/GLONASS(その他名称:GNSS)

カーナビなどに搭載されているGPSですが、ドローンでは様々役割を果たします。

基本はドローンの位置を特定するものですが、位置が特定できることによって飛行の安定化であったり自動操縦の機能が使用できるようになります。

ちなみにこういった衛星で位置を特定する機器はすべてGPSと呼ばれていますが総称はGNSSで、そのGNSSの中でアメリカが管理しているものだとGPS、ロシアが管理しているものだとGLONASSとなります。

ジェスチャー機能

ジェスチャーにより写真や動画を撮影できたり、ドローンを操縦できる機能です。

写真や動画を撮影するだけでのジェスチャー機能であれば、安価なドローンにも搭載されています。

C(シネスムース)モード

C(CineSmooth)モードとはMavic Miniなどに搭載されている飛行モードです。

Tモードと同じく、Pモードより速度が制限され滑らかな映像を撮るのに向いているモードです。

ジャイロセンサー

ドローンの傾きを検知しドローンを安定させる為のセンサーです。

すべてのドローンに搭載されており、ドローンが傾いても真っすぐな状態に戻してくれます。

ジャイロセンサー搭載されていない場合だと、傾き自体が検知できないので、傾いたまま元に戻らず飛行が不安定になります。

障害物検知センサー

 

初心者モード

ドローンによって様々ですが大抵は飛行距離・高度が制限される機能です。

初心者モードを解除すると制限なく飛行させることができます。

なかには初心者モードで飛行できる距離・高度を自分で設定できるドローンもあります。

スキッド

ドローン本体を支える足部分の事。

スピード調整

何段階かによってスピードが調節できる機能です。

トイドローンで搭載されている事が多く、段階は2~5段階くらいまであります。

本格的なドローンだと飛行モードによってスピードが調整されることが多いです。

S(スポーツ)モード

DJIのドローンに搭載されている飛行モードでスポーツモードと言います。

SモードはAモードと似ていますが、GPSはオフにならず飛行速度の制限が解除と障害物検知センサーがオフになるモードです。

高速で移動できるため迫力ある映像が撮れますが、バッテリーの減りが早いので注意が必要です。

操作モード

ドローン操作方法

ドローンを送信機やスマホで操作する際のモードの事。

主にモード1・モード2とあり、海外ではモード2が主流で日本ではモード1が主流ではありましたが、産業用などのものを除き現在はモード2が主流となっています。

ごく稀ではありますが、右スティックと左スティックの操作が反転するモード3・モード4もあります。

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送信機(プロポ)

ドローンを操作するコントローラーのこと。

多くの送信機はその機体専用となりますが、同じメーカーの機体である場合、併用できることもあります。

チルトモード(その他名称:体感モードなど)

スマホを傾けてドローンが操作できる機能です。

操作感覚はスマホのゲームアプリで、スマホを傾けて玉を転がすゲームと同じような感覚です。

直感的に操作が出来るので、送信機での操作が苦手な方や小さなお子さんなどにおすすめです。

トイドローン

明確な定義はありませんが、安価なドローンや航空法が改定される前は、重量200g未満のドローンに対して使用されていました。

T(トライポッド)モード

DJIのドローンに搭載されている飛行モードでトライポッドモードと言います。

Pモードよりさらに速度が制限され、ゆっくり飛行させたい時などに使用します。

PモードやSモードだと少しスティックを倒すだけでスピードが出てしまうので、より細かな動きをしたいときにおすすめですが、Tモード中はクイックショットなどのインテリジェントフライトモードは使用できません。

ハイパーラプス

ボタンをタップするだけでタイムラプス動画を撮れる機能です。

タイムラプスとは簡単に言うと早送りの動画で、よくカメラは固定で車が動いている様子や夕日が落ちていく様子を撮るために使用されています。

気になる方はタイムラプス機能が搭載されているスマホも多いので試してみてはどうでしょうか。

ビジョンポジショニングシステム

飛行中のドローンが水平を保ち安定した飛行をさせる為の機能です。

機体の底面に搭載されており、超音波でのセンサーやカメラでのセンサー(オプティカルフロー)の事を指します。

FPV

FPVとはFirst Person Viewの略称で一人称視点という意味があります。

いわゆるドローンの目線で飛行が出来る=カメラが搭載されているドローンの事です。

フォローミーモード

フォローミーモードは対象物を自動で追尾する機能です。

この機能はGPSによって行われており、基本は操縦者(プロポを持っている人)を追尾します。

追尾する際は一定の距離を保ってくれますが、ドローンの高度は変わりませんの高低差がある所で追尾する際は注意が必要です。

またなかには操縦者以外の被写体を追尾する機能「アクティブトラックモード」の事をフォローミーモードと呼んでいるドローンもあります。

ブラシレスモーター

安価なドローンにはブラシ付きDCモーターが使用され、対して高価なドローンに使用されているのがブラシレスモーター。

ブラシレスモーターは高価ではありますが、ブラシ付きDCモーターと比べると、パワーがありメンテナンスが不要と言うメリットがあります。

フリップモード(その他名称:3Dフリップ・宙返りモードなど)

本来ドローンを宙返りさせるにはかなりの技術が必要ですが、ボタン1つで宙返りできる機能です。

※通常のドローンはジャイロセンサーによる制御があるので、マニュアルで宙返りをする事ができません。

プロペラガード

プロペラ周りを保護するガードの事。

プロペラ全体を覆う形、プロペラ側面だけ、脱着可能などその形は様々で、国土交通省に申請して飛行させる場合は基本的にプロペラガードが取り付けられてないと許可がおりません。

ヘッドレスモード(その他名称:オリエンテーションモード)

ドローンには機体の向きがあり機首が正面を向いている状態で右へ操作すると、もちろんの事右に動きます。

しかし機首が左に向いている状態で右へ操作すると前へ進んでしまいます。

機首が反対(後ろ)だとすべて反対の操作になり、操作がとても難しくなります。

そんなときに使用するのが「ヘッドレスモード」で、機首の向きに関係なく右へ操作すると右へ動き左へ操作すると左へ動きます。

ヘッドレスモードは操縦者の向きでなくプロポの向きに依存されます。

P(ポジショニング)モード

DJIのドローンなどに搭載されている飛行モードでポジショニングモードと言います。

通常の飛行モードで、GPSによる安定した飛行や障害物検知センサーで障害物にぶつからないようにしてくれたり、飛行速度を制限してくれます。

またクイックショットを使用する際はこのPモードでないと使用ができません。

ホバリング

ドローンが空中で静止した状態の事。

一昔前のドローンやレース用のドローンだと常に上昇の操作をしていないと下降してきます。

最近のドローンは気圧センサーのおかげで、常に上昇の操作をしていなくても下降することなく高度を保ってくれます。

Mavic(マビック)

ドローン業界最大手のDJI(ディジェイアイ)社から販売されているドローン。

一般向けに販売されているドローンの中では、飛行性能・カメラ性能などすべてにおいて最高峰で、空撮のプロの方も使用しているドローンです。

RTH(リターントゥホーム)

ドローンが離陸地点まで自動で戻ってくる機能です。

RTHをマニュアルで行うこともできますが、バッテリーが少なくなったり電波が途切れたりすると自動で行ってくれるドローンもあります。

またRTH行う際は離陸地点まで一直線に戻ってくる為、障害物検知センサーがないドローンは障害物に注意が必要です。

ワンキーリターン(その他名称:リターンモードなど)

ボタン1つ押すだけでドローンが離陸地点まで自動で戻ってくる機能です。

ジャイロセンサーやGPSの機能によって自動で戻ってくれますが、離陸地点まで一直線で戻ってくる為、障害物を自動で検知し避けてくれるドローンでないと、どこかに衝突する可能性があります。

ワンキー離陸/着陸

通常は一定の操作を行い、プロペラを回転させてから上昇の操作をして離陸し、下降の操作をして着陸するのですが、ボタン1つで離陸・着陸が出来る機能。

今では安価なドローンでも当たり前のように搭載されている機能です。

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