【DJI Phantom4シリーズ】はまだまだ現役?MavicAir2・Mavic2Proと比較

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DJIのPhantom4シリーズは2016年にPhantom4が販売され、Phantom4をバージョンアップした【Phantom4Pro】や【Phantom4ProV2.0】と発売されてきましたが、2018年5月以降新しいモデルが発売されていません。

またPhantom4ProV2.0は一度生産終了していたのですが、現在では再販されています。

しかし再販されようがMavicAir2やMavic2Proがある中で、わざわざ古いモデルを購入する意味はあるのでしょうか。

今回はMavicAir2・Mavic2ProとPhantom4シリーズを比較しながら、Phantom4シリーズの存在意義を探していきたいと思います。

【比較機体】Phantom4シリーズ・Mavic2Pro・MavicAir2

Phantom4シリーズの比較機体は【Phantom4 Pro(発売日2016年11月)】【Phantom4 Pro V2.0(発売日2018年5月)】の2機体。

当初は【Phantom4】と【Phantom4 Advanced】も含めようと考えていたのですが、販売しているところが少なく、この2機体に絞らさせて頂きました。

dji-phantom-4

ちなみに上記画像がPhantom4ですが、Phantom4シリーズは見た目はほぼ同じで、ぱっと見で見分けることは難しいです。

モデルによってはセンサーがあるかないかで見分けたりなどありますが、Phantom4 ProとPhantom4 ProV2.0の見分け方は、DJIのロゴの色が黒(Pro)・金(ProV2.0)で見分けれます。

phantom4-pro-ロゴ

phantom4-prov2.0-ロゴ

またProV2.0はPhantom4シリーズで唯一プロペラの形が違います(低ノイズプロペラで先端が尖っている)

 

【Mavic2Pro(発売日2018年8月)】はDJIの一般向けドローンで最上位のモデルで、Phantom4ProV2.0が発表されてから割とすぐに販売されています。

mavic2-pro

 

【MavicAir2 (発売日2020年4月)】はMavic2Proより大分価格は安いですが最新機体ということもあり、Mavic2Proより優れている部分もあります。

dji-mavic-air2

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Phantom4シリーズ・Mavic2Pro・MavicAir2【比較】

まず価格ですがDJI公式ストアでは下記の価格となっています。

Phantom4ProV2.0207680円
Mavic2Pro197560円
MavicAir2105600円

Phantom4Proの価格がないのはDJI公式ストアでの販売は終了しているからで、その他サイトからの購入であれば13~14万円程度出せばほぼ購入でき、ネットオークションなどでは10万円程度で購入することも可能です。

内容物に関しては、本体・送信機・バッテリー・ケーブル類など、どれも同じような内容です。

価格だけ見るとPhantom4ProV2.0はMavicAir2の2倍くらいしますが、本当にこれだけの性能差があるのでしょうか。

【比較】本体サイズ・重量

本体サイズ・重量についてですが、Phantom4とMavicの大きな違いはアームが折りたためるかどうかです。

mavic2-pro-arm

Phantom4ProPhantom4ProV2.0Mavic2ProMavicAir2
重量1388g1375g907g570g
本体サイズ対角寸法350mm(プロペラ含めず)対角寸法350mm(プロペラ含めず)322×242×84mm183×253×77mm
アーム折りたたみ不可不可可能・折りたたみ後サイズ214×91×84mm可能・折りたたみ後サイズ180×97×74mm

 

Phantom4Proシリーズはもともとのサイズが大きく、さらにはアームが折りたためず重量がある為持ち運びしにくいです。

Mavicシリーズはアームが折りたためてコンパクトにでき、MavicAir2で言えば重量が570gなので、リュックに詰め込んで簡単に持ち運ぶことができます。

 

本体サイズ・重量の点では完全にPhantom4が劣っていますが、重量があり飛行の安定感があると言う声もよく耳にします。

私自身Phantom4を飛行させた事がないので安定感の比較はできませんが、Mavicシリーズでも十分過ぎるほどの安定感がありますので、飛行の安定感の為だけにPhantom4を選ぶことはおすすめしません。

【比較】飛行性能

全ての機体にGPSと下方のビジョンシステム(他で言うオプティカルフロー)は搭載されていますが、飛行距離・速度や前方や後方のビジョンシステム(障害物検知センサー)などは変わってきます。

Phantom4ProPhantom4ProV2.0Mavic2ProMavicAir2
飛行(映像伝送)距離4000m5000m6000m6000m
飛行速度72km/h・上昇6m/s・下降4m/s72km/h・上昇6m/s・下降4m/s72km/h・上昇5m/s・下降3m/s68.4km/h・上昇4m/s・下降3m/s (急降下5m/s)
飛行時間30分30分31分34分
伝送方式LightbridgeOcuSync 2.0OcuSync 2.0OcuSync 2.0
障害物検知センサー前方・後方・側面・下方前方・後方・側面・下方全方向前方・後方・下方

 

まず飛行(映像伝送)距離ですがPhantom4ProとMavicシリーズでは2000mもの差がありますが、数千メートルという距離を飛行させるという事は滅多にないと思いますので、この点はあまり気にしなくていいと思います。

飛行速度も若干違いますが気にする程ではなく、飛行時間も気にする程の差ではないでしょう。

気になる相違点は「伝送方式」と「障害物検知センサー」です。

 

伝送方式は現時点ではOcuSync2.0が最上位で、Lightbridgeは下位の伝送方式になります。

電波の強さ自体はPhantom4Pro=17dBm・Phantom4ProV2.0=17dBmと同じなのですが(Mavicシリーズは20dBm)、OcuSync2.0はLightbridgeに比べ電波干渉に強く映像の遅延が少なくなります。

 

次に障害物検知センサーですが、目視できる範囲での飛行であれば、自分の操縦技術で障害物に衝突する事を回避できますが、目視出来ない所での飛行だと左右・後方・上方・下方に何があるかわからない状態です。

空撮ではそういった状態である事が多いので、安全の為にMavic2Proのように全方位に障害物検知センサーは欲しいところです。

とは言っても障害物検知センサーは、前方と側面などの斜めの場所などには死角が出来て万能ではないので過信しないように。

飛行性能だけで見るとPhantom4Proを購入するならMavicAir2、Phantom4ProV2.0を購入するならMavic2Proをした方がよさそうです。

【比較】カメラ性能

dji-mavic-air2-camera

カメラ性能は3軸のジンバルが搭載されているのは共通で、あとは機体によってかなり変わってきます。

相違点を全て記載すると長くなり逆に分かりづらくなると思うので、今回は重要な点だけ絞って記載していきます。

Phantom4ProPhantom4ProV2.0Mavic2ProMavicAir2
センサーサイズ1インチCMOS1インチCMOS1インチCMOS1/2インチCMOS
最大画素数2000万画素2000万画素2000万画素4800万画素
絞りf2.8-f11f2.8-f11f2.8-f11f2.8
動画フレームレート(一部抜粋)4K60fps4K60fps4K30fps4K60fps
最大ビットレート100Mbps100Mbps100Mbps120Mbps

 

こうして表にして比較してみると、記載していない細かな点はありますが、Phantom4Proシリーズは古い機体でありながら、最上位機体のMavic2Proと比べて遜色ありません。

MavicAir2は最新機体という事もあり、画素数やビットレートなどMavic2Proを上回る部分もありますが、価格が安いので逆に劣ってしまう部分もあります。

カメラ性能に関してはMavicAir2以外横ばいなので、他の性能を捨てて価格の安いPhantom4Proを選ぶという選択肢があります。Phantom4ProV2.0は4K60fpsという利点はありますが、少しでも価格の安くトータルの性能がいいMavic2Proを購入した方がいいと思います。

まとめ Phantom4シリーズ・Mavic2Pro・MavicAir2【比較】

重要なポイントを抜粋して比較してみましたが、Phantom4シリーズは購入しない方がよさそうですね。

それぞれ好みはあるでしょうが単純にスペックだけ見ると、Phantom4Proを購入するならMavicAir2、Phantom4ProV2.0を購入するならMavic2Pro。

年々ドローンのスペックは上がっていってますので、やはり新しい機体の方が断然コスパがいいです。

しかしPhantom4を愛用しているプロの方は沢山いるので、実際に飛行させないとわからない安定感などがあるのでしょうか。

コメント

  1. マサ より:

    Phantom4ProV2.0のメリット
    ・メカニカルシャッター(ローリングシャッターつまりコンニャク現象が出にくい)
    ・機体形状からくる安定感
    ・ハンドキャッチしやすい機体形状
    ・ATTIモードに任意で切り替えられる
    ・社外品を使わなくてもタブレットが付けられる
    ・社外品を使わなくてもスティックの長さ調節が可能
    ・スティックが長い
    ・送信機にストラップが付けられる
    ・Mavicシリーズの様にスティックの反発が強くない
    ・Mavicシリーズの様に斜めの操作がやりにくくない(Mavicシリーズは斜めが特に反発力が高い)

    デメリット
    ・でかい
    ・重い
    ・一般人にもすぐにドローンとわかる形状
    ・不必要に威圧感を与える

    くらいでしょうか。

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