今回はドローンについてではありませんが、ドローンと繋がりがある【OsmoMobile3】をご紹介したいと思います。
ドローンと繋がりがあるというのは、OsmoMobile3はスマホ用の折りたたみ式の「ジンバル」で、本格的なドローンにもジンバルが搭載されています。
ジンバルとは簡単に言うとカメラのブレを防ぐ装置で、滑らかな映像を撮るには必須のアイテムです。
また今回紹介するOsmoMobile3は、ドローン最大手の【DJI】から販売されている製品で、そういった点でもドローンと繋がりがあります。
しかもOsmoMobile3はただブレを防ぐだけでなく様々な機能が搭載されていますので、スマホを使用してよく撮影をするインスタグラマーなどに人気の商品です。
それではそのインスタグラマーに人気のOsmoMobile3のご紹介に移りたいと思います。
DJI OsmoMobile3
ドローン(空撮)に興味がある方はDJIが販売しているので、OsmoMobile3を知っている方も多いのでは?
私も家電量販店でOsmoMobile3だ!と興味ありげに見ていたら、サンタさんがプレゼントしてくれたので開封レビューを書くことにしました(笑)
まずOsmoMobile3は通常版とコンボと2種類あり、今回サンタさんがプレゼントしてくれたのはコンボでした。
通常版とコンボの違いは「三脚と専用ケース」が付いているかの違いで、通常版の価格は¥13750にコンボが¥15950と2000円程度しか差が無いので、絶対コンボの方がおすすめです。
サンタさんもどちらがおすすめなのかもわかってらっしゃる( *´艸`)
【OsmoMobile3】開封
OsmoMobile3はサンタさんからAmazon経由で届きました(笑)
しかもサンタさんは前日にAmazonにお願いしたのに1日で届くという・・・
便利な時代になりましたね(*^-^*)
ではパッケージを開封すると
長細い白い箱とビニールに包まれたものが。
まず白い箱を開封すると。
ポーチ(左)・ストラップ(中)に右上から三脚・滑り止めパッド・電源(充電)ケーブル・説明書が入っていました。
通常版はこれに三脚がないわけですね。
次にビニールの方を開封すると。
予想通り専用ケースが入っていました。
通常版だと専用ケースが付いていないので、どのように梱包されているんでしょうかね。
では専用ケースを開けると。
OsmoMobile3本体のお出ましです。
取り出し展開するとこんな感じです。
折りたたむ際は上記画像のように折りたたんでくださいね。
こんな感じに折りたたむこともできますが・・・
専用ケースに入らなくなります(;^_^A
ちなみ専用ケースに入るのは本体のみで、電源ケーブルは入るでしょうが三脚は入りません。
同梱物
通常版:本体・電源(充電)ケーブル・ポーチ・ストラップ・滑り止めパッド×4
コンボ:本体・電源(充電)ケーブル・ポーチ・ストラップ・滑り止めパッド×4・専用ケース・三脚
【OsmoMobile3】使用前準備
まずは本体の充電ですね。
届いた時点で半分くらい充電はありましたが一応充電しておきましょう。
充電はUSBケーブルをUSBーCポートに繋いで充電しますが、USBアダプターは同梱されていませんので、スマホのものなどを代用するかパソコンなどに繋いで充電してください。
充電中は丸いジョイスティックの上のランプが点滅し、充電が完了するとランプが消灯します。
充電時間は2.5時間(10W充電器使用時)で最大稼働時間は15時間です。
ちなみにUSB-Cポートの近くにはUSB-Aポートがあり、USBでスマホと繋げてスマホの充電をすることができます(OsmoMobile3の電源をオンにしている時)。
次に充電をしている間には「スマホにアプリをダウンロード」しておきましょう。
アプリの名前は「DJI Mimo」で説明書に載っているQRコードを読み込むか、AppStoreかGooglePlayでDJI Mimoと検索しましょう。
ダウンロードと充電が終わったらまずはスマホでDJI Mimoのアプリを開きます。
そうするとカメラへアクセスやらBluetoothのアクセスやら色々出てきますが、全部OKをタップしましょう。
そのあとは「DJI Mimoのアカウントを登録」しましょう。
登録はメールアドレスなどを登録するだけなのでとても簡単で、すでにDJIのドローンなどを購入しDJIアカウントをお持ちの方は、そのアカウントを使用できます。
アカウント登録が完了したらOsmoMobile3に「スマホを取り付けます」
ホルダー部分にスマホを取り付けるのですが向きがあり、DJIのロゴが真っすぐ向いている状態で、スマホのカメラが左側にくるように取り付けます。
新品を購入していれば目印のシールが貼ってあるので迷う事はないでしょう。
スマホを取り付けた際に滑って取れてしまうようでしたら、付属されている滑り止めパッドの出番です。
スマホを取り付けたら「バランス調整」を行います。
チルト軸モーターを握ってそのまま左右に振り、スマホが平行になるまで微調整をします。
と、説明書に書いてあるのですが、左右に振るというのは別にいらないと思います。
とりあえずスマホが平行になればいいのですが、これがなかなかバランスが取れなくて難しい(;^_^A
私は何回やってもバランスが取れず、画像はスマホを取り付けず無理やり平行にしていますが、平行にせずとも正常に動作したので、ある程度中心に取り付けていれば使用は出来るのだと思います。
ちなみにこのバランス調整はスマホを取り付けるたびに必要なので、地味にめんどくさいです(^^;
あとは電源ボタンを長押しして本体の電源を入れて、アプリを起動してOsmoMobile3本体の「アクティベート」を行います。
アクティベート方法は画面に指示が出ますので、その指示に従って進めれば使用前準備は完了です。
これでようやくOsmoMobile3を使用できるようになります。
【OsmoMobile3】各種ボタンや表示の説明
まずは各種ボタンなどを説明する前に、本体の電源をオン・アプリを起動してOsmoMobile3使用できる状態にしましょう。
起動したら左上のカメラのマークをタップします。
タップしたら本体の捜索が開始します。
近いうちに使用していたらそのまま使用画面にいきますが、しばらく使用していないとどのOsmoMobileに接続するか、選んでタップする画面が出てきます。
ちなみに本体の電源が入っていなかったり、本体の調子が悪いとずっと捜索中の画面が表示されます。
こんな画面になればいよいよOsmoMobile3の使用ができます。
本体の各種ボタンの機能
まずは本体の各種ボタンなどをご説明します。
- ジョイスティック:スマホを上下・左右に動かせるスティックです。使用してみた感じ上下に45°ずつ、左右に100°ずつくらい稼動します。
- ズームスライダー:上(T)に動かすとズームイン、下(W)に動かすとズームアウトします。
- シャッター・録画ボタン:ボタンを1回押すと写真撮影・録画を開始/停止します。写真モード時に長押しするとバースト撮影ができます。
M(電源)ボタンは機能が多いので分けて箇条書きにします。
- 電源が入っていない状態で長押しすると電源がオン。
- オンの状態でビープ音がするまで長押しすると※₁スタンバイモードになります(スタンバイモード中はスタンバイモードオフ)。
- ビープ音が2回聞こえるまで長押しすると電源オフ。
- 電源がオフの状態で1回押すとバッテリー残量確認。
- 電源オンの状態で押すと、写真・動画モードの切り替え、クイックメニューを開始・終了します。
- 電源オンの状態で2回押すと※₂スマホの向きを縦⇔横と変えれます。
- 電源オンの状態で3回押すとスタンバイモードになります。
※₁スタンバイモードとはジンバルを折りたたんでそのままスマホを使用できるモードです。スマホを取り外さないので、使用するたびにバランス調整をする必要がありません。
※₂スマホの向きは手動でも変えることができます。
ジョイスティックの上にあるランプは本体の状態を表すもので
- 黄色に点灯:Bluetoothが切れている
- 緑色に点灯:Bluetoothに接続されている
- 黄色・緑色に点灯:スタンバイモード
- 赤色・緑色と交互に点灯:ファームウェアの更新が必要もしくは更新失敗
- 赤色に点灯:ジンバル異常(温度が低温・高温、バッテリーの過放電など)
たくさん機能があり覚えるのが大変ですが、まだ本体の裏側にもボタンが1つあります。
トリガーボタン
- 長押しすると※₁ロックモードになります。
- 1回押すとアクティブトラックを開始・停止します(アクティブトラックが有効になっている状態で)
- 2回押すとジンバルを再センタリングします。アクティブトラックを使用中はカメラビューの中央に再センタリングします。
- 3回押すと前面・後面のカメラを入れ替えます。
- 1回押して長押しすると※₂スポーツモードになります。
※₁ロックモード中はスマホの向きが固定されます。
※₂ハンドル操作にカメラアングルが素早く反応します。動きが早いものなどを撮影する時に役立ちます。
以上が本体の各種ボタンの機能です。
モニター上の各種ボタンの機能や表示
これもまた沢山のボタン・機能があり細かく説明していたらとんでもない事になりますので、ある程度省略させていただきます(;^_^A
まずは全モード共通のボタン・表示を下からご紹介していきます。
- 一番下の動画・写真・パノラマなどはスライドすると動画・写真モードなどを切り換えれます。
- 次に真ん中の〇とその上の数字ですが、〇はもちろん撮影ボタンで上の数字は左からシャッター速度・ISO・露出(明るさ)になります。
- では〇の左右にあるボタンは、左はスマホに保存されている写真・動画アルバムを開くボタンで、右側は全面と後面のカメラを入れ替えるボタンです。
- カメラを入れ替えるボタンの上にある「S」はSTORYモードにするボタンです。
画面左上にずらっと並んでいる表示は上から
- タップするとアプリのホーム画面に戻ります
- 現在のジンバルモードを表示します
- フラッシュの状態を表示します
- スマホのバッテリー残量を表示します
- ジンバルのバッテリー残量を表示します
以上が全モード共通のボタンや表示で、モードを変えても表示が変わるのは基本的に画面一番上のボタンだけです。
ちなみに右上の・・・ですがタップすると、どのモードでも同じような内容が表示されているように見えますが、実は少しだけ内容が違います。
その点については後程ご紹介いたします。
写真モードのボタンの機能や表示
写真モードでの画面上部の表示は
・左は露出・シャッター速度・ISOを表示するボタンで、マニュアルとオートと切り替えることができます。
真ん中のボタンはタイマーです。
右側のボタンは美顔効果で、自動やマニュアルで設定することができます。
※FPS・ISO・シャッター・EVの設定はiOSのみ使用できます。
パノラマモードのボタンの機能や表示
パノラマモードは写真モードと同じくシャッター速度やISOを変更出来るボタンがあります。
もう一つはパノラマの範囲を変えれるボタンです。
180°と表示されているボタンはジンバルが左右に動き、3枚の写真を撮影してパノラマ写真を作成します。
グリッドみたいなボタンはジンバルが上下左右に動き、9枚の写真を撮影してパノラマ写真を作成します。
動画モードのボタンの機能や表示
動画モードは写真モードと同じく、シャッター速度やISOを変更出来るボタンと美顔効果のボタンがあります。
残りのボタンは解像度とフレームレートを変更出来るボタンです。
※美顔効果は使用すると動画解像度が720pに設定されます。
スローモーション・タイムラプス・ハイパーラプスのボタンの機能や表示
どのモードもシャッター速度やISOを変更出来るボタンがあります。
そしてハイパーラプスでは解像度を変えるボタンが、フレームレートが変えれない代わりに動画速度(5秒で1秒や10秒で1秒など)が変えれるようになっています。
タイムラプスでは解像度(フレームレートは変えれません)を変えるボタンと、そのボタンの下動画速度などを細かく変えれるボタンがあります。
※スローモーションモードはiOSのみ使用できます。
右上の「…」ボタンは?
右上の「…」ボタンを押すと3つの項目が出てきます。
一番左のボタンはどのモードでも同じです。
真ん中のボタンは表示される内容は一緒ですが、モードによって変更できる内容が若干違います。
右側のボタンはこの内容にモードによって少し項目が減り、唯一パノラマモードだけ「未合成のパノラマ写真を保存」という項目が増えます。
では項目の説明ですが、左側は使用と関係ないので省かせて頂きます。
真ん中の「フォローモード」はフォロー・チルトロック・FPVの3種類があり
- フォロー:パン軸・チルト軸がフォローします。
- チルトロック:パン軸のみフォローします。
- FPV:すべての軸がフォローします。
スポーツモードについては「本体の各種ボタンの機能」で説明しています。
ズーム速度・コントロールスティック速度はその名の通り、ズームの速度にスティックでジンバルが動く速度を変えれます。
コントロールスティック操作方向は「フリー」と「水平/垂直」があり、フリーはスティックで自由にジンバルが動きますが、水平/垂直はスティックを斜めに動かしてもジンバルが水平化垂直にしか動きません。
パン制御反転は、通常スティックを右に動かすとジンバル(カメラ)が右に動きますが、反転してジンバル(カメラ)が左に動くようになります。
右側のフラッシュはオフ・自動・有効・常時ONの4つの項目があります。
ホワイトバランスは「自動」と自分で細かく設定できる「カスタム」に様々な項目があります。
グリッドは「オフ」と縦横にグリッドが入る「グリッド線」、縦横・対角線にグリッドが入る「グリッド線と対角線」があります。
セルフィー反転表示はセルフィー(インカメラ)で撮影した際に、撮影した写真が反転します。
ワンプッシュアクティブトラックはトリガーでアクティブトラックを有効・無効にできるか設定できます。
ジェスチャー操作はジェスチャーでアクティブトラックを有効に出来るか設定できます。
最後に「未合成のパノラマ写真を保存」はパノラマモードで撮影して合成しなかった写真を保存するかしないかです。
OsmoMobile3まとめ
以上が開封レビューと使用方法でしたが、使用レビューについては長くなりそうなので、また後日別記事で書きたいと思います。
それにしても私もOsmoMobile3についてあまり知らなかったので、こんなにも機能があると思いませんでした(^▽^;)
とりあえず通常の使い方ではない、自転車に取りつけて動画を撮ったのですが、さすがにGoProのように滑らかには撮れませんね(;^_^A
右手でスティックを操作出来るように自転車に固定してOSMOmobile3で撮影📹
さすがにGoProのように滑らかには撮れませんね😅 pic.twitter.com/KCwbdVbCAr— りょう (@ceveryo1224) January 3, 2020
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