【初心者】ドローン規制まとめ

スポンサーリンク

ドローンの規制については当サイトで数記事に分けて掲載しておりますが、より簡潔にし1記事にまとめてみました。

この記事を読んで頂ければドローンの規制に関しての大抵の事は分かると思います。

【初心者】ドローンの規制

ドローンの規制は沢山あり主な規制が【航空法】です。

こちらに違反すると50万円以下の罰金が科せられます。また車と同様、飲酒時の飛行が禁止されており、飲酒時は罰則が少し変わり30万円以下の罰金、もしくは1年以下の懲役が科せられますのでしっかりと理解しておきましょう。

【初心者】ドローンの規制「航空法」

まずドローンは重量によって規制内容が変わってきます。

航空法では重量が200g以上だと「無人航空機(ドローン)」という扱いになり、200g未満だと「模型航空機(いわゆるおもちゃ)」という扱いになります。

この重量というのは「本体+バッテリー」の重量で、取り外し可能なパーツは含みません。

※例:本体+バッテリーが210gで20gのカメラが取り外し可能な場合は190g。カメラが取り外せない場合は210gという扱いです。

 

ですがこの取り外し可能パーツというのがどこまでを含んでいいのか曖昧で、詳しく知りたい場合は航空法を取り締まっている国土交通省の無人航空機のヘルプデスクまで直接連絡するのがいいでしょう。

国道交通省無人航空機ヘルプデスク 電話 : 03-6636-96163
受付時間平日 午前9時から午後5時まで
※土・日・祝・年末年始(12月28日から1月5日)を除く

【航空法】 重量200g以上の規制

重量が200g以上の無人航空機の場合の規制ですが「飛行場所」「飛行方法」などの規制があります。

まず「飛行場所」の規制についてですが3つの規制があります。

それは

  • 空港などの周辺の上空空域
  • 人口集中地区の上空
  • 150m以上の高さの空域

ドローン航空法

 

空港などの周辺の上空空域や人口集中地区の上空ですが、空港から周囲何kmや人口密度1㎢辺り何人以上と細かい数値で決まっていますが、国土地理院の【地理院地図】を見ていただければ一目でどこが飛行禁止区域かわかります。

緑:空港などの周辺の上空空域

赤:人口集中地区の上空

国土地理院

 

150m以上の高さについてですが、こちらは海抜からではなく地表からの高さなので、1000mの山の頂上から飛行させれば海抜1149mまで飛行させることができます。

また自分が今何m上空を飛行させているか確認するには、ドローンのモニターに表示されている数値で確認することができます。

※安価なドローンには表示されないものがあります。

 

 

次に「飛行方法」などの規制についてですが、こちらは10個の規制があります。

飛行方法規制

  1. 飲酒時の飛行禁止:アルコールまたは薬物の影響下で飛行させてはいけません。
  2. 飛行前確認:ドローン本体が故障していないか、周辺環境は安全であるかを確認します。
  3. 衝突予防:FISSを使用し他のドローンが飛行していないか確認したり、近くで航空機が飛行していたら衝突しないように降下させないといけません。※FISSについては後ほどご説明致します。
  4. 危険な飛行禁止:人に向かって飛行させるのはもってのほか、ドローンのプロペラ音などにも気を配らないといけません。
  5. 日中での飛行:日の出から日没以外での時間は飛行禁止。
  6. 目視の範囲内:目で見えない範囲での飛行は禁止。※例え目の前を飛行していたとしても遮蔽物があり目視できないとNGです。
  7. 距離の確保:人(第三者)または物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること。
  8. 催し場所での飛行禁止:祭礼、縁日などの多数の人が集まる催しの上空では飛行させない。※催し場所という曖昧なくくりですが、第三者がいると確実に催し場所というくくりになります。
  9. 危険物輸送の禁止:爆発物など危険物を輸送しないこと。※危険物とは、火薬類・高圧ガス類、引火性液体、凶器など、常識的に考えていただければわかるものです。例外として墜落防止用パラシュートのガスや火薬、撮影カメラ用の電池があります。
  10. 物件投下の禁止:ドローンから物を投下しないこと。※物件を地面に置けば大丈夫です。しかし1センチであろうと投下をさせると違反になります。

 

以上が重量200g以上のドローンの航空法での規制です。

飛行場所・飛行方法等どちらの規制も屋外でのみ対象となり、屋内では規制の対象にはなりません。

また屋外でも四方をネットなどで囲まれて、ドローンが外に出てしまわない状況であれば対象にはなりません。

【航空法】 重量200g未満の規制

重量が200g未満の模型航空機の場合の規制ですが「飛行方法」などの規制はなく、「飛行場所」のみ規制があります。

飛行場所は200g以上と同じく「空港などの周辺の上空空域」「上空250m以上の空域」が禁止となっております。

※一部サイトでは上空150mまでとなっていますがそちらは古い情報で、2019年10月1日に法改正されています。

 

規制上夜間の飛行や人が多いとこでの飛行は可能な訳ですが、危険ですので出来る限り控えてください。

また重量200g以上と同じく屋外でのみ対象となり、屋内もしくは屋外で四方を囲まれた場所では対象となりません。

【航空法】規制場所・飛行方法でドローンを飛行させたい場合

規制されている範囲内や飛行方法でドローンを飛行させたい場合は、国土交通省に申請し許可が降りれば飛行が可能です。

国土交通省への申請方法ですが、書類を郵送・窓口での直接申請やオンラインでの申請があります。

現在はオンラインでの申請「ドローン情報基盤システム(DIPS)」が一般的です。

国土交通省ドローン情報基盤システム「DIPS」

 

申請には飛行場所・飛行方法によって様々な書類(データ)が必要ですが、10時間の飛行練習が必須となります。

10時間の飛行練習

k-one.ke-913-eier-飛行

国土交通省へ飛行申請をする際に10時間の飛行練習の有無を問われる記述があります。

基本的には10時間の飛行練習をしていないとどのような申請も通りませんが、現時点では10時間の飛行練習をしたと証明するものを提出するは必要なく、YESかNOで答えるだけです。

上記でわかると思いますが、証明する物の提出がないので虚偽の申請も出来るわけですが、必ず10時間の飛行練習は行いましょう。

もしかすると申請内容によっては、証明する物の提出を求められる場合もあるかもしれません。

 

次に練習方法についてですが、まずはGPSが搭載されていない機体、もしくはGPSがオフにできる機体を用意します。※重量は200g以上・200g未満問いませんがフライトシミュレーターはNGです。

そして屋内・屋外問わずGPSが繋がっていない状態で飛行させることです。

飛行方法は自由ですが、ただホバリング(浮かせている)しているだけでは虚偽の申請と変わりませんので、しっかりと動かしてみましょう。

FISSで飛行経路を登録

国土交通省で申請が降りた後はドローンを飛行させる前にオンライン上の「ドローン情報基盤システム(飛行情報共有機能)FISS」で飛行経路を登録する必要があります。

いつ、どこで、高度何メートルなど、事細かに登録する必要がありますが、飛行申請のDIPSよりかは手間がかかりません。

ドローン情報基盤システム【FISS】の使用方法
2019年7月26日からFISS(飛行情報共有機能)が施行されましたね。 今後DIPSでの申請に加え、飛行前にFISSで報告が義務化となりましたので、今回はその使用方法についてご説明していきます。 【FISSについてはこ...

【初心者】ドローンの規制「航空法」まとめ

以上がドローンの主な規制「航空法」です。

航空法は年々改定されていってますので、常日頃から国土交通省のホームページをチェックしておきましょう。

【初心者】ドローンの規制「小型無人機等飛行禁止法」

小型無人機等飛行禁止法では、重要施設及びその周囲300mの周辺地域の上空においてドローンの飛行が禁止されています。

また特措法に基づき「大会会場など」や「空港」でも飛行が禁止されています。

重要な施設とは

  • 対象危機管理行政機関及びその庁舎
  • 対象政党事務所
  • 対象原子力事業所
  • 対象外国公館等
  • 対象防衛関係施設

詳細な施設に関しては警察庁のHPから確認できます。

小型無人機等飛行禁止法に基づく対象施設の指定関係(警察庁関連HP)

 

飛行禁止にも例外があり、対象施設の管理者本人もしくは、管理者の同意を得た者などがあり、全てにおいて公安委員会などに通報が必要です。

また特措法に関しては、オリンピックなど大きなイベントが開催される毎に変更があるので、常日頃からチェックしておく必要があり、違反した者には1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられます。

※小型無人機等飛行禁止法は警察庁のホームページから確認できます。

【初心者】ドローンの規制「電波法」

ドローンに限らず電波を発するものは「電波法」が関わってきます。

その電波法の中でドローンに関わってくるのが「技適マーク」「5Ghz帯の電波」です。

まずは技適マークについてですが、日本では電波を発するもの全て下記画像の技適マークを取得しないといけません。

技適マーク

スマホもそうですが基本的に販売元が技適マークを取得していますが、海外製品等だと取得されていない場合もあります。

その為海外製品が多いドローンでは技適マークが取得されていないものが多く、知らずと違反している場合もあります。

 

次に5Ghz帯の電波ですが、ドローンでは基本2.4Ghzの電波が使用されており、ものによっては5Ghz帯の電波が使用されているものもあります。

主に5.8Ghz・5.7Ghzが使用されており、この電波を使用しドローンを飛行させるには無線の免許が必要となります。

無免許や技適マークなしなど、電波法違反した者には「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられます。

【初心者】ドローンの規制「海岸法」

桂浜空撮

基本的に海岸は自由に使用していい事になっていますが、危ないことや迷惑になる事はしてはいけないという内容にドローンが当てはまる場合があります。

地域によって規制は様々ですが海水浴場・港・その他、人が集まる場所や人や建物に危険が及ぶ可能性がある場合は、海岸法に違反する可能性が高まります。

最近の海水浴場ではドローン禁止のところが多く、飛行許可を得る場合は管理している自治体や国土交通省に連絡し、一時使用届の提出が必要な場合があります。

【初心者】ドローンの規制「河川法」

鬼の舌震空撮

海岸法と同じく基本的に自由に使用していいという規制になっています。

ドローン飛行禁止と明記はされていませんが、危ない事や迷惑になる行為でドローンが含まれる可能性があり、その規制内容は地域によって様々です。

飛行許可を得る場合は国土交通省・都道府県知事・市長村長・地方公共団体と色々で、一時使用届の提出が必要な場合があります。※川の大きさ「1級河川・2級河川など」によって申請する場所が変わります。

【初心者】ドローンの規制「道路交通法」

秋吉台

道路上空から撮影するだけでは違反となりませんが、車両や人の通行の安全を脅かす行為は違反になります。(路肩や道路からの離着陸など)

車両の高さは4.1mまでと決められているので、それ以上の高さでドローンを飛ばせば車両に直接ぶつかるという事はありませんが、信号機や電線にぶつかり車両や人に被害が出る可能性もあります。

また道路(歩道も含む)からドローンを飛ばす際は、管轄の警察署に申請(申請料2100円)が必要です。

【初心者】ドローンの規制「重要文化財保護法」

重要文化財の周辺を飛ばすにはその施設の管理団体の許可が必要です。

2016年には姫路城にドローンが衝突するという事故も起こっています。

文化財を空撮したいという気持ちはわかりますが、管理団体から許可を頂き安全な飛行を心がけましょう。

【初心者】ドローンの規制「各都道府県条例」

各都道府県で定められている条例でその内容は様々です。

例えば東京だと「東京都立の公園・庭園ではドローンは禁止」となっています。

条例の確認方法は各自治体に直接連絡や、自治体のHPにも記載されています。

【初心者】ドローンの規制「民法」

主な違反の原因は土地所有権に関わるもので、ドローンを飛行させる際に大きく関わってきます。

私有地の上空(300m以下)を飛ばす場合は土地所有者の同意が必要となりますので、ドローンを飛行させる=土地所有者の許可を頂く事はセットだと思ってください。

同意を得ずドローンを飛行させてしまった場合、土地所有者から損害賠償を請求される恐れがあります。

【初心者】ドローンの規制まとめ

以上がドローンに関わる規制です。

直接的にドローンを規制するものは航空法と小型無人機等飛行禁止法だけ(自治体によっては都道府県条例も)ですが、間接的な規制では電波法と民法がよく関わってくると思います。

航空法に関しては少し覚えることが多いですが、他は少ないので1日あればドローンの規制は覚えてしまえるでしょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました